内容説明
物質循環の実態を精確に把握することによって、環境負荷の有様を明らかにし、生態系を評価する。これからの生態学・水文学の研究や環境行政・アセスメントに必須の一冊。
目次
第1部 安定同位体と流域環境(なぜ安定同位体比なのか―同位体比の基礎知識とその読み方;水の同位体比を利用した水循環の評価)
第2部 環境負荷と除去プロセス(窒素負荷;有機物負荷;酸化還元プロセス)
第3部 流域生態系(生態系の健全性の評価)
第4部 安定同位体の可能性(安定同位体比測定のフロンティア;流域環境評価と安定同位体指標)
著者等紹介
永田俊[ナガタトシ]
京都大学生態学研究センター・教授
宮島利宏[ミヤジマトシヒロ]
東京大学海洋研究所・助教(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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