森と人の共存世界

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  • サイズ A5判/ページ数 258p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784876983261
  • NDC分類 389.08
  • Cコード C3345

内容説明

極めて「西欧中心的」なピグミー研究を大幅に書き換えたのが、日本の生態人類学である。彼らの日常―食物の採取、分配と料理、ライフサイクル、子供の遊び等々―と精神世界は、まさしく森の生態の中に組み込まれている。その姿を生き生きと記述し、平等社会のメカニズムを分析すると共に、21世紀の文化的多様性の在り方をも示唆する好著。

目次

第1章 森の民へのアプローチ
第2章 バカ・ピグミーのライフサイクル―日中活動の分析から
第3章 分配者としての所有者―狩猟採集民アカにおける食物分配
第4章 狩猟採集民バカにおけるこどもの遊び
第5章 「メ」とは何か?―バカ・ピグミーの「精霊」観念に関する考察
第6章 森と病い―バカ・ピグミーの民俗医学
第7章 「彼はゴリラになった」―狩猟採集民アカと近隣農耕民のアンビバレントな共生関係

著者等紹介

市川光雄[イチカワミツオ]
1946年生まれ、京都大学大学院理学研究科博士課程単位取得退学、理学博士。現職は京都大学大学院アジア・アフリカ地域研究研究科教授

佐藤弘明[サトウヒロアキ]
1947年生まれ、東京大学理学系研究科修士課程修了、理学博士。現職は浜松医科大学医学部教授

分藤大翼[ブンドウダイスケ]
1972年生まれ、京都大学大学院人間・環境学研究科博士課程在学中

北西功一[キタニシコウイチ]
1965年生まれ、京都大学大学院理学研究科博士課程修了、理学博士。現職は山口大学教育学部講師

亀井伸孝[カメイノブタカ]
1971年生まれ、京都大学大学院理学研究科博士課程在学中。現職は日本学術振興会特別研究員
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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カネコ

0
2010/03/14

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