内容説明
本書では、これまでに刊行されたものとの違いを鮮明にするために、「戦艦とはなにか、そのメカニズムはどうか」を歴史的に見ることに重点をおき、専門的な内容をできるだけ分かりやすく、マクロからミクロへ掘り下げて見たつもりである。
目次
１ 甲鉄艦と戦艦のふるさと
２ 日本海軍の主力艦
３ 主力艦の基本計画と設計
４ 船殻構造
５ 防禦と甲鉄
６ 船体艤装
７ 固定斉備品と需品
著者等紹介
泉江三［イズミコウゾウ］
１９２７年岩手県一関市生まれ。１９４８年旧制官立大阪工業専門学校造船学科（現大阪府立大学工学部）卒業。同年運輸省東北海運局配属。１９５４年中日工業（三菱重工業）入社、神戸造船所造船設計部鑑艇設計課配属。１９８３年三菱重工業神戸造船所定年退職。現在イズミ・アソシエーツ主宰。日本造船学会終身会員。関西造船協会終身会員。ＵＮＩＴＥＤ ＳＴＡＴＥＳ ＮＡＶＡＬ ＩＮＳＴＩＴＵＴＥ；Ｌｉｆｅ Ｍｅｍｂｅｒ。ＮＡＵＴＩＣＡＬ ＲＥＳＥＲＣＨ ＧＵＩＬＤ；Ａｓｓｏｃｉａｔｅ Ｍｅｍｂｅｒ。ＩＮＴＥＲＮＡＴＩＯＮＡＬ ＮＡＶＡＬ ＲＥＳＥＲＣＨ ＧＵＩＬＤ；Ｍｅｍｂｅｒ
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感想・レビュー
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TORUMA
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いままでに買った本の中で一番がっかりした本。「軍艦ファンや模型マニアに …… ファンの欲しがる本を …… 次の世代に日本艦艇のディテールを伝え残す」(森恒英『日本の巡洋艦』序文) という森氏の軍艦メカニズム図鑑の構想を、どうして引き継いでくれなかったのか…。
