内容説明
もう「心理主義」「市場原理」に振り回されない!され放題、いじられ放題から脱する知の探求。本書では、教育、医療、福祉、労働、政治、経済等々…。あらゆる生活領域が、いかに強者・識者・メディア主導の言説で構成されているかを捉える。そして、それらの支配的言説を吟味し直し、生活知再興への活路を見い出していく。
目次
1部(日常化する「心いじり」;「心いじり」に群がる諸相)
2部(危機を煽る社会―「心いじり」の危うさ;パターナリズムという陥穽;「心いじり」の時代―その先へ)
著者等紹介
大森与利子[オオモリヨリコ]
1948年静岡県生まれ。立教大学大学院文学研究科博士前期課程修了。心理治療機関・大学学生相談室・地域相談センター等の相談員、関東学院大学・人間総合科学大学等の非常勤講師を経て、現在は時代分析・社会評論に取り組んでいる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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