病院化社会をいきる―医療の位相学

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  • サイズ B6判/ページ数 193p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784876722037
  • NDC分類 490.4
  • Cコード C0036

内容説明

わたしが患者になる現実を、どう受けとめればいいのだろう。「病院で生まれ、病院で死ぬ」時代を象徴する33のキーワードから構成。広井良典氏(千葉大学教授)との対談「往きの医療と還りの医療」収録。

目次

侵襲―からだにダメージを与える現代医療
在宅ホスピス―寄り添うケアの核心
セカンドオピニオン―最適な治療、自分の生を選ぶために
健診と検診―健康を引き出すのか、病気を探すのか
インフォームド・コンセント―「説明と同意」は「信任と契約」
シシリー・ソンダース―近代ホスピス運動の創始者、その理念と思想とは
老齢―“老齢”は超人間の姿である。病人と患者―医師は病人を診ないで患者にする?
疾患―細胞・分子・遺伝子情報 いまこそルーツの見直しを
人工呼吸器(レスピレーター)―ALS 呼吸器とともに生きる現実〔ほか〕

著者等紹介

米沢慧[ヨネザワケイ]
1942年島根県生まれ。早稲田大学教育学部卒業。評論家。少子高齢社会の家族像を模索する「ファミリー・トライアングルの会」やAKIHIKOゼミをはじめ、近年は看護・医療、生命を考える自主ゼミにも、各地(長野、千葉、埼玉、東京など)で取り組む(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。