〓(もり)に学ぶ

〓(もり)に学ぶ

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  • サイズ B6判/ページ数 254p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784876721429
  • NDC分類 650.4
  • Cコード C0095

出版社内容情報

横浜での「ひまわり文庫」の実践を経て、著者たちはよりダイナミックな子どもの遊び場を求めて1983年に北海道に移住した。森に暮らしながら、著者には草一本刈るにもためらう心が生まれた。新しい「森の時代」を予感させる森からの哲学と警告の書。同時刊行『森に生きる』の姉妹編。

はじめに
1章 「森の学び舎」への呼びかけ
2章 良しを断つ[通信巻頭言]
3章 森に生きて学んだ生命の尊さ[講演]
4章 文明と森[森の文化、森の思想〈その1〉]
5章 ブナの森に抱かれて[森の文化、森の思想〈その2〉]
6章 縄文文化に学ぶ[森の文化、森の思想〈その3〉]
7章 「常不軽菩薩」の生き方[森の文化、森の思想〈その4〉]
8章 キノコからの警告[森の文化、森の思想〈その5〉]
〈補遺1〉2003年の年頭に当たって
〈補遺2〉森を壊した文明が人を滅ぼす
あとがき

森を離れ、森を恐れるようになった私たちの歴史はまだ浅い。森の民の末裔として、著者は全身全霊を傾けて森と遊び、学び、森の生命たちの声に耳を澄ます。根無し草の〈賢者〉より夢追いの〈愚者〉を道とする著者が行き着いた「森の文化、森の思想」の豊かな結実。

『森』という漢字。タイトルから文章までことごとく、本当はこの字ではないのです。
著者は森とともに生きていくなか、この『森』という字は本来、「木」と「水」と「土」で成り立つことに気づかされるに至ったそうです。ですからこの本の紹介をご覧になられている方は、森という字に思いを馳せていただければ幸いです。そしてこの本を読めば著者がこだわり続ける「木」と「水」と「土」のモリをわかっていただけるのではないかと思います。

内容説明

〓を離れ、〓を恐れるようになった私たちの歴史はまだ浅い。〓の民の末裔として、著者は全身全霊を傾けて〓と遊び、学び、〓の生命たちの声に耳を澄ます。根無し草の“賢者”より夢追いの“愚者”を道とする著者が行き着いた「〓の文化、〓の思想」の豊かな結実。

目次

1章 「〓の学び舎」への呼びかけ
2章 良しを断つ(つうしん巻頭言)
3章 〓に生きて学んだ生命の尊さ(講演)
4章 文明と〓―〓の文化、〓の思想(その1)
5章 ブナの〓に抱かれて―〓の文化、〓の思想(その2)
6章 縄文文化に学ぶ―〓の文化、〓の思想(その3)
7章 「常不軽菩薩」の生き方―〓の文化、〓の思想(その4)
8章 キノコからの警告―〓の文化、〓の思想(その5)

著者等紹介

徳村彰[トクムラアキラ]
1928年、石川県金沢市に生まれる。東京大学中退。1971年、妻・杜紀子とともに横浜の日吉で「ひまわり文庫」を始める。子どもの村がほしいという子どもたちの願を実現するため、北海道滝上町に移住
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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