出版社内容情報
権威主義の看護婦なんてもうやってられない!
内容説明
さすらいの看護婦アサクラ、老人ケアの荒野を行く!自ら始めた民間デイ「ヤモリクラブ」で出会った老・病・死とは。
目次
1 民間デイ「ヤモリクラブ」はいま(ボランティアからの出発;ニュー・ヨク物語;寝たきり脱出物語 ほか)
2 看護婦ほどオモロイ商売はない!(誓詞から始まった;実習で捨てるもの;短大“自由と論理”という新たなる洗脳 ほか)
3 カモメ横丁から(「カモメ横丁」へ帰ってきた;死の序曲;たなばた夫婦 ほか)
対談 看護と「聖なるもの」をめぐって(三好春樹×朝倉義子)
著者等紹介
朝倉義子[アサクラヨシコ]
1960年愛知県豊橋市生まれ。看護婦。看護短大を卒業後、大学病院の小児科、未熟児センター、重症心身障害児施設、診療所で地域医療・訪問看護、介護会社で訪問介護・機能訓練教室事業などに携わる。1993年4月より愛知県豊橋市で民間のデイサービス「ヤモリクラブ」を始める。「一人のための具体的なサービス」を積み上げることをモットーに、介護・福祉分野だけではない多くの人々から幅広い理解と支援を得る。2000年2月より「ヤモリクラブ」は、痴呆老人の「介護保険指定通所事業所」、脳外傷や脳血管疾患など中途障害者の「小規模通所授産作業施設」と2つに分離し再スタートする。2000年11月より千葉県船橋市「訪問看護ステーションエル」の管理者となる。2001年10月からは特別養護老人ホーム「諏訪の苑」にて訪問看護ステーションの管理者として介護と看護を融合した地域ケアに取り組む。そのユニークな活動は行くところところで笑いとホンワカした優しい気持ちを演出し、「あさくらマジック」と呼ばれ始めている
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。