リハビリが生活と出会うとき―21世紀の地域リハビリテーションを考える

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  • サイズ B6判/ページ数 203p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784876721016
  • NDC分類 369
  • Cコード C0036

出版社内容情報

介護保険の導入で家族や地域はどう変わるのか?

大田仁史 心の拘縮をほぐして
30兆円は高いか安いか
老人は死んで下さい?
医療・福祉の経済波及効果
心の真贋を見抜く
自己を投ずる能力
制限や制約を引き受ける

上野千鶴子 地域を読みとる視点と力
「地域」なんてもうどこにもない
「選択縁」のコミュニティー
要介護者は「お客さま」
介護保健が変える関係
子孫に美田は残さない
ケア(医療・看護・介護)はサービス業
おカネを払うから「対等」
満足できる働き方とは何か
正しい「消費者教育」を!

辻本育子 苦情から学ぶ医療
基本的人権にどう答えるか
「自己決定権」を尊重する時代
誤解された「インフォームド・コンセント」
苦情から学ぶと言うこと
介護保険と医療の境界
質疑応答

末光茂 個のニーズを、どう社会に組み込むか
基本的理念としての三つのキーワード
高校生の自死がきっかけに
声にならない声を受けて
人手が足りない
巡回訪問を始める
我が地域活動の原点
巡回訪問への反対意見
待つのではなく、出かける
重傷者にも通園が必要
在宅の人のためにも役立つ施設を
在宅重症児の四本柱
国立療養所重

内容説明

「介護保険」の導入で、“家族”や“地域”はどう変わるのか?当事者がサービスを選ぶ時代がやってきた。保健・医療・福祉の新たなネットワークと、「生活の場」でのリハビリテーションの可能性を探る。

目次

心の拘縮をほぐして(三十兆円は高いか安いか;老人は死んでください? ほか)
地域を読みとる視点と力(「地域」なんてもうどこにもない;「選択縁」のコミュニティ ほか)
苦情から学ぶ医療(基本的人権にどう応えるか;「自己決定権」を尊重する時代 ほか)
個のニーズを、どう社会に組み込むか(基本理念としての三つのキーワード;高校生の自死がきっかけに ほか)
21世紀の社会保障制度(福祉サービス提供のあり方;福祉の歴史をたどる ほか)