少年の街

藤井 誠二【著】

教育史料出版会（1992/06発売）

• サイズ B6判／ページ数 222p／高さ 19X13cm
• 商品コード 9784876522309
• NDC分類 916
• Cコード C0036

内容説明

「女子高校生監禁殺人事件」の真実を追う。１００人をこえる事件周辺の少年たちを徹底取材。かれらを野獣と呼ぶまえに。

目次

少年たちの殺気
「真友」って何だ
連作・少年戯画
ぼくはバカなので
乾いた学校
漂流する心と暴力

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[Free]

時代を感じた。本の中の言葉で…淀みに溜まった水同様に腐っていった…ニンゲンの話…？街がテーマになってる部分は私にとっては新鮮だった。

2014/08/31

[望]

女子高生コンクリート事件の加害者にフォーカスし、舞台となった街や加害者たちが通った学校、家庭について書いたノンフィクションです。 作品としては、登場する加害少年の順番や学校、家庭の話が入り混じって、構成をもう少し整理した方がいいと思います。 家庭や学校や街のそれぞれマイナス面が絡んで起こった事件、という感じでしょうか。 主犯格の少年は、出所後に振り込め詐欺で捕まってます。 更生ってなんでしょうね。

2016/07/11