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母と子でみる
穴から穴へ13年―劉連仁と強制連行

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  • サイズ A5判/ページ数 135p/高さ 23cm
  • 商品コード 9784876481552
  • NDC分類 366.8
  • Cコード C0372

内容説明

戦争中に強制連行で、北海道の炭鉱へ連れてこられ、まるで奴隷のように酷使され、敗戦の直前に脱走、以来一三年間も、北海道の山中に身をひそめていた中国人男性の物語。

目次

第1章 劉連仁を知っていますか?
第2章 札幌で当時のいきさつを聞く
第3章 劉さん発見救出から帰国まで
第4章 港町青島の光と影と
第5章 劉さん父子、大いに語る
第6章 草泊村のお宅で考えたこと
さいごに 人権尊重の世界的な潮流

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

みなみ

2
日本の戦争加害をみつめるシリーズ。図書館で。検索して取り寄せたのでどういう内容かわからないまま借りたのだった。読んで驚く。大日本帝国日本政府は、戦争の長期化による労働力不足を、中国大陸からの強制徴用で解決しようと閣議決定する。中国の農村にいた普通の人たちが、暴力で連れ出され、強制徴用され、トラックに載せられ連れて来られて重労働を課される。劉連仁は北海道で脱走、戦争の終わりを知らず十何年も逃亡生活を送るという…埋もれさせた戦争犯罪はたくさんある。2018/06/09

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