内容説明
大学院レベルの物理を理系高校生やエンジニアに一夜漬で伝授。
目次
プロローグ サンテグジュペリのブレスレット
第1章 絵になるアインシュタイン特殊相対性理論
第2章 ファインマン図を使った素粒子論初歩
第3章 一般相対性理論のフォームを矯正する
エピローグ ウィッテンと4次元次空の謎
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
有人衒家
1
特殊相対論、量子論、ファインマン図、一般相対論を駆け足で説く本。物理学者の逸話や例題、算数の雑談に漫才と寄り道しながらなのでテーマにとっつきやすい反面、本格的な話を期待する人には「おふざけ」に感じるんだろうけど、式をちゃんと追おうとすれば中々手応えあります。 それに一般相対論の章は大抵の入門書より面白いです。 こうした薄っぺらでおふざけの入門書は敬遠されたりしますが、要はそこから一歩読者が踏み込んで考えを巡らせる、そのためにどのように興味を惹くかが本の価値だと思います。「現代物理を学ぶ」船出に良い本です。2014/06/05
うki
1
特殊相対論、量子力学QED、一般相対論の「雰囲気を感じてみる」のに適当な本。大筋をつかむことはできる。勉強の合間に息抜きとして読むと、刺激になりテンションが上がって良い。ただし物理は身につかない。2012/02/09