21世紀の“いま・ここ”―梅本克己の生涯と思想的遺産

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  • サイズ B6判/ページ数 258p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784875591764
  • NDC分類 121.6
  • Cコード C0030

内容説明

梅本克己を中心として、和辻哲郎、田辺元、三木清、戸坂潤、梯明秀、舩山信一、宇野弘蔵、黒田寛一らが織りなす「昭和」思想史の“主体”ドラマトゥルギー。

目次

1 梅本主体性論とその学問的系譜
2 戦後主体性論の初心―焼土と化した大地を耕し、豊かな種子を蒔こう
3 「マルクス・レーニン主義正統派」の“空隙”と戦後の主体性論
4 二・一スト前後の労働者主体の問題
4 二一世紀の主体性を―梅本・宇野論争を糧に
付録 『回想梅本克己』について

著者等紹介

いいだもも[イイダモモ]
1926年東京に生まれる。東京大学法学部卒業。産別本部、日本患者同盟、日農常総同盟、ベ平連などの活動に参加。思想の科学研究会、新日本文学会、アソシエ21の会員
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感想・レビュー

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uehara

1
まあ、かなり読みにくい。梅本克己を知りたい人はまず梅本を読むべき。著者の主体のドラマツルギー云々が長い。自分の関心的に得るものはあったが。 その上で、田辺典信の梅本克己論は読みたい。あと、60年代の水戸唯物論研究会も含む、スターリン主義批判以後の各地の研究団体(たとえば、東京、大阪、札幌唯研等々)の歩みや混乱は知りたいな。2024/04/14

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