内容説明
自治体を対象とする社会調査をもとに、家族介護への現金支払いの全体構造を明らかにし、福祉政策の転換期に表われた変化を可視化。
目次
第1章 「家族介護への現金支払い」の理論的検討
第2章 「高齢者介護政策の転換」の含意
第3章 研究方法
第4章 現金給付に対する市町村の主張
第5章 地方単独事業介護手当と家族介護慰労金
第6章 地方単独事業としての「現金給付」
第7章 家族ヘルパー派遣による現金支払い
終章 研究の総括と課題
著者等紹介
菊池いづみ[キクチイズミ]
東京都品川区に生まれる。1978年東京女子大学文理学部社会学科卒業。1987年~2003年日本政治総合研究所。2004年お茶の水女子大学大学院博士前期課程修了。2008年お茶の水女子大学大学院博士後期課程修了。博士(社会科学)。現在、長岡大学経済経営学部准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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