内容説明
コロンブス以前のメソアメリカ古代文明を解く鍵、マヤ文字。異教排撃の標的となって多くが失われたが、19世紀初めに再発見され、現在、古代文字解読の中で最も注目を集めている。本書は、解読の歩みと成果を伝え、多くの謎の解明に読者をいざなう。わが国で最も人気のある装飾文字の解読。高校生から大人まで楽しめる、最新の研究成果を取り入れた基礎文献。
目次
第1章 発見と解読
第2章 起源、発展、素材
第3章 マヤ文字の構造
第4章 歴史を記す文字
第5章 解読のテキスト見本
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
自堕落
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ちょっとロマンを感じた。解読されてない文字って案外あるんだなあ
俺のタン塩
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表意文字と表音文字の混合様式な象形っぽい印鑑みたいな文字は案外日本語と親和性高いかも知れない。同音異義語の言い換えとか同意語のレパートリーとかわりとわかりやすかった。コパン王の歴史が知りたかったのだけどそれは書いてなかったなぁ…。自分で文字を読めればいいけどやっぱ一読じゃあわかんないよね2014/11/26
Tonex
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このシリーズは知的好奇心を刺激する。古代の文字を解読する苦労に比べたら、現在使われている言語の勉強なんて楽なもの。…であるはずなのだが、英語一つ身につかない。2013/10/10