科学と宗教

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  • サイズ A5判/ページ数 399p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784875023906
  • NDC分類 404
  • Cコード C1040

内容説明

「反動勢力ローマ・カトリック」に弾圧された「科学革命家ガリレオ」のイメージに代表されるように、科学と宗教は対立し、闘争するものとして捉えられてきた。だが精神史を精査すると、機械論哲学の祖とされるデカルトは人間の霊的独自性を認め、自然を時計仕掛けに喩えたロバート・ボイルは神の統治を賞賛し、ニュートンの自然にも永遠の神が存在していた。科学と宗教は互恵的な関係にあったことが明らかになる。一方、新しい科学は信仰心に働きかけ、無神論や唯物論のような鬼っ子から不可知論、理神論や自然神学まで、人間と自然をめぐる思索を多様に開花させてきた。コペルニクス革命から現代にいたる豊饒で葛藤にみちた精神史の全容。ワトソン・デイヴィス賞/テンプルトン賞受賞。

目次

序章 科学と宗教は互恵的に関わってきた
第1章 科学と宗教の相互作用をめぐる予備考察
第2章 科学革命期の科学と宗教
第3章 科学革命と宗教改革
第4章 機械論的な宇宙における神の活動
第5章 啓蒙時代の科学と宗教
第6章 自然神学の盛衰
第7章 過去のビジョン―宗教的信念と史的科学
第8章 進化論と宗教的信念
第9章 二〇世紀の科学と宗教

著者等紹介

ブルック,J.H.[ブルック,J.H.][Brooke,John Hedley]
英国、オックスフォード大学神学部イアン・ラムゼイ・センター科学・宗教講座教授。有機化学を専攻しながらも哲学的な課題を思索するうちに、科学史・科学哲学に転出。科学史から宗教哲学にいたる広汎で多様な分野について三〇年以上にわたりケンブリッジ大学、サセックス大学、ランカスター大学などで講じるかたわら、世界各国で講義・講演。英国科学史学会/英国学術協会歴史部門の会長などもつとめる。宗教と科学の相互関係の史的分析にかけては世界的権威。『科学と宗教』で、ワトソン・デイヴィス賞(米国科学史学会、1992)、宗教分野のノーベル賞といわれるテンプルトン賞(米国テンプルトン財団、1995)などを受賞した

田中靖夫[タナカヤスオ]
1981年、東京大学薬学系大学院・生命薬学修士課程修了。製薬業界を経て経営コンサルタント会社で製薬/バイオ産業分野における事業・研究開発戦略の立案/実施支援を担当。現在フリーの経営アドバイザー/翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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