目次
1 子どもたちの受難―疎開・食糧難(少国民の戦争;父の八月一五日)
2 学徒動員(看護婦時代の戦争体験記;軍需工場の捕虜たち)
3 空襲(鹿児島の夜;熊谷空襲;清水大空襲;春の風―川崎大空襲;すまないね順子;戦争はわからないけれど)
4 原爆(八月六日ヒロシマ駅;ヒロシマの祈り;ある教師の話から;青と緑と赤紫)
5 戦場の悲惨(慟哭;ボレロ―中国の前戦へ;生きる意味―シベリア抑留記;ジャングルの墓標)
6 敗戦(南へ;満州にて;送り火;夕日に捧げし歌)
著者等紹介
おのだめりこ[オノダメリコ]
小野田明理子。1939年東京生まれ。戦中・戦後の6年間を青森と伊豆に疎開する。三輪田学園中学、都立戸山高校、東京教育大学国語学国文学科卒業。1964年~2004年、私立女子学院中・高校国語科教員。2008年より静岡県伊豆高原で、「風に歌う宿/一本のえんぴつ」の運営責任者を務めている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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