内容説明
子どもたちを貧困から守り、安心して学べる環境づくりを。教育、子育てに憲法を生かそう!「教育子育て九条の会」の多彩な呼びかけ人が、いま取り組むべき課題を提言する。
目次
1 子どもたちの思い(信頼できる親子関係を築いて;競争させられて見失ったもの;学校を良い方向に変えよう;僕達にも変えられることはきっとある!;私学助成金運動に参加して考えたこと ほか)
2 子どももおとなも育ちあえるつながりを(「社会的虐待」としての子どもの貧困をなくすために;ひとりひとりが「かけがえのない自分」を実感できる社会に;学生といっしょに映画をつくって;みんなむかしからのきょうだいなのたがら―宮澤賢治と憲法九条;「平和の文化」と子どもの権利―憲法と子どもの権利条約を励ましとして ほか)
著者等紹介
佐藤学[サトウマナブ]
1951年広島県生まれ。東京大学教授。学校教育学。「学び」を核とした学校改革の理念として「学びの共同体」を提唱
田中孝彦[タナカタカヒコ]
1945年北京生まれ。武庫川女子大学教授。臨床教育学。子ども、親、教師、発達援助者との対話・相談・カンファレンスに取り組む
小森陽一[コモリヨウイチ]
1953年東京都生まれ。東京大学教授。近代日本文学。「九条の会」事務局長としても奔走し、講演・執筆活動を行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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