日本語教師のためのTIPS77<br> 音声教育の実践

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日本語教師のためのTIPS77
音声教育の実践

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  • サイズ B6判/ページ数 287p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784874246153
  • NDC分類 810.7
  • Cコード C3081

出版社内容情報

「発音への関心を持たせるにはどうしたらいいか考えよう」「母語別の誤用の傾向を知ることについて考えよう」など、音声教育に関する疑問や指導法を詳しく解説。学習者の母語別の音声や、指導中の教師の動きをWEBで配信予定。

「日本語教師のためのTIPS 77」シリーズは、日本語教育に関わる方々が、日本語教育のいろいろな分野の知識を整理したり、アイデアを得たりするリソースとなることをめざしています。自分の教室にすぐに応用できる知識・アイデアを提供する本シリーズは、多様な読者の方々に対応できる内容となっています。たとえば、日本語教育に長年携わっている方々にとっては、ご自分の知識を整理、確認するのに使えるでしょう。一方で、日本語教育にこれから携わる方々や、経験が少ない方々にとっては、新しい知識や明日のクラスのアイデアを得るための情報源となるでしょう。大学や教師養成機関では、副読本や参考書として使用できます。また、日本語教育関係者のみならず、英語教育・国語教育といった「ことばの教育」の関係者にとっても役立つ内容が、豊富に含まれています。
本シリーズには、以下のような特徴があります。
・ 専門知識がなくても内容が分かるように、専門用語を避け、やさしく説明しつつ、重要な点が分かるように書かれている。
・ 教室での実際の教育活動にすぐに役立つように、実践的、応用的な側面を強調している。
・ それぞれのTIPSの説明は短めで、素早く読める。
・ 必要に応じて、図・グラフ・表・フローチャートなどを入れ、内容を分かりやすくしている。
・ TIPSは、教育活動にすぐ応用が利く77本を厳選している。
・ 執筆者は、各分野の第一線の実践者・研究者である。
本シリーズの各書が提供するTIPSは、「知っておいてほしい」「知っておくと得をする」「知っておかなければならない」などの情報が満載です。本シリーズを通じて、日本語教育という分野の奥深さと幅広さを実感してくだされば幸いに存じます。
(シリーズ刊行にあたって より)

  TIPSシリーズの刊行にあたって
  はじめに
  お読みいただく前に

Chapter 1 音声教育の実際について考えるためのTIPS
 1. 音声教育のニーズについて考えてみよう
 2. 発音がいい学習者とはどういう学習者なのか考えよう
 3. 発音への関心を持たせるにはどうしたらいいか考えよう
 4. 音声教育の問題点について考えてみよう
 5. 「何が違うか分からない」「方法が分からない」について考えよう
 6. 「学習者にいやがられる」について考えよう
 7. 「分かったけどできない」について考えよう
 8. 「通じればよい」について考えよう
 9. 「元に戻る」について考えよう

Chapter 2 自己モニターを活用した音声教育を考えるためのTIPS
 10. 言い分けの独自の基準を考えよう 自己モニター1
 11. 聞き分けの独自の基準を考えよう 自己モニター2
 12. 聞き分けの練習について考えよう 自己モニター3
 13. 聞き分けの独自の基準作りについて考えよう 自己モニター4
 14. 言い分けの練習について考えよう 自己モニター5
 15. 発音チェックについて考えよう 自己モニター6
 16. 活動や教材を点検してみよう 自己モニター7
 17. eラーニングを活用しよう 自己モニター8

Chapter 3 プロソディーの教育を考えるためのTIPS
 18. プロソディーグラフの効果について考えよう
 19. プロソディーグラフの描き方と使い方について考えよう
 20. ヤマの重要性を理解しよう ヤマ0
 21. ヤマを聞く練習をしてみよう ヤマ1
 22. ヤマを言う練習をしてみよう ヤマ2
 23. 短い文のヤマのルールを身に付けさせよう ヤマ3
 24. 長い文のヤマのルールを身に付けさせよう ヤマ4
 25. 無限にある文のヤマの教え方を考えよう ヤマ5
 26. イントネーションを教える意義を考えよう
 27. 基本的な文末イントネーションを教えてみよう
 28. 「か」の文末イントネーションを教えてみよう
 29. 文末イントネーションとアクセントを教えてみよう
 30. さまざまな文末イントネーションを教えてみよう
 31. 文頭イントネーションを教えてみよう イントネーション5
 32. アクセントとその指導方法について考えよう アクセント0
 33. 動詞のアクセントについて考えよう アクセント1
 34. イ形容詞のアクセントについて考えよう アクセント2
 35. 複合語のアクセントの教え方を考えよう アクセント3
 36. アクセントを教える意義について考えよう アクセント4
 37. 長い音、短い音の導入を考えよう リズム1
 38. フットを用いた教え方を考えよう リズム2
 39. リズム型の決め方を考えよう リズム3
 40. リズムの具体的な教え方を考えよう リズム4
 41. 母音の無声化と鼻濁音を教えることについて考えよう

Chapter 4 学習者の音声を考えるためのTIPS
 42. 国際音声記号の見方を知ろう
 43. 日本語の音声を知ろう
 44. 中国語の音声と誤用の傾向を知ろう
 45. 中国語話者のための練習方法を考えよう
 46. 韓国語の音声と誤用の傾向を知ろう
 47. 韓国語話者のための練習方法を考えよう
 48. 英語の音声と誤用の傾向を知ろう
 49. 英語話者のための練習方法を考えよう
 50. ベトナム語の音声と誤用の傾向を知ろう
 51. ベトナム語話者のための練習方法を考えよう
 52. タイ語の音声と誤用の傾向を知ろう
 53. タイ語話者のための練習方法を考えよう
 54. アラビア語の音声と誤用の傾向を知ろう
 55. アラビア語話者のための練習方法を考えよう
 56. ポルトガル語の音声と誤用の傾向を知ろう
 57. ポルトガル語話者のための練習方法を考えよう
 58. インドネシア語の音声と誤用の傾向を知ろう
 59. インドネシア語話者のための練習方法を考えよう
 60. 知らない言語の音声を知る方法を考えよう
 61. 知らない言語の話者の誤用の傾向を知ろう
 62. 母語別の誤用の傾向を知ることについて考えよう
 63. 母語別にこだわらない音声教育を考えよう

Chapter 5 よりよい音声教育を考えるためのTIPS
 64. シャドーイングについて考えよう
 65. モデル会話を音声教育に活用しよう
 66. ディクテーションについて考えよう
 67. 文が言えないときの対応について考えよう
 68. 音声と四技能の関係について考えよう
 69. 教室内外で音声を使用するときの精神面について考えよう
 70. 音声教育はどういう時期に行えばいいのか考えよう
 71. 「教材がない」について考えよう
 72. 音声学の学び方について考えよう
 73. 「私は標準語話者ではないから…」について考えよう
 74. 音声教育に関する教師のビリーフについて考えよう
 75. 音声教育の実践の共有について考えよう
 76. 音声教育ができる教師とはどういう教師か考えよう
 77. 音声教育を行う勇気について考えてみよう

  本書で扱った9言語の国際音声記号対応表

【著者紹介】
河野俊之(かわの としゆき)
横浜国立大学教授。1965年愛知県に生まれ、福岡県北九州市八幡で育つ。名古屋大学大学院中退。専門は、日本語教師養成、音声教育、日本語教育方法論、音声学。主な著書として、『Teach Japanese-日本語を教えよう-』(凡人社)、『1日10分の発音練習』(共著、くろしお出版)、『日本語教師のための「授業力」を磨く30のテーマ。』(共著、アルク)、『日本語教育の過去・現在・未来 第2巻 教師』(共著、凡人社)、『日本語教育の過去・現在・未来 第4巻 音声』(共著、凡人社)、『日本語教師のための音声教育を考える本』(共著、アルク)、『日本語教育能力検定試験に合格するための音声23』(共著、アルク)等がある。

内容説明

自己モニターって何?音声指導はいつやるの?○○語話者にはどう指導する?学習者の声を聞き、効果的な指導方法を考えよう!ずっと使える理論と実践法。

目次

1 音声教育の実際について考えるためのTIPS(音声教育のニーズについて考えてみよう;発音がいい学習者とはどういう学習者なのか考えよう ほか)
2 自己モニターを活用した音声教育を考えるためのTIPS(言い分けの独自の基準を考えよう;聞き分けの独自の基準を考えよう ほか)
3 プロソディーの教育を考えるためのTIPS(プロソディーグラフの効果について考えよう;プロソディーグラフの描き方と使い方について考えよう ほか)
4 学習者の音声を考えるためのTIPS(国際音声記号の見方を知ろう;日本語の音声を知ろう ほか)
5 よりよい音声教育を考えるためのTIPS(シャドーイングについて考えよう;モデル会話を音声教育に活用しよう ほか)

著者等紹介

河野俊之[カワノトシユキ]
横浜国立大学教授。1965年愛知県に生まれ、福岡県北九州市八幡で育つ。名古屋大学大学院中退。専門は、日本語教師養成、音声教育、日本語教育方法論、音声学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。