内容説明
絶対的な美を追い求め現在にいたるまでその技術を凌駕するものはいないとすらいわれる幻想と官能、神秘の天才画家デューラーの生涯を描く伝記小説。
著者等紹介
ヴィース，エルンスト［ヴィース，エルンスト］［Ｗｉｅｓ，Ｅｒｎｓｔ Ｗ．］
１９２２年、ドイツ、ケルンに生まれる。歴史、芸術史、演劇史を学んだのち、歴史家、ジャーナリスト、中世史専門家として活躍している
相沢和子［アイザワカズコ］
上智大学文学部ドイツ文学科卒
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感想・レビュー
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Aya
4
ファーバーカステル水彩色鉛筆でおなじみ。 水彩画での作品も多いが、版画家として多くの作品を残している。代表作品とともに淡々と生涯が語られているが、当時の宗教的・政治的時代背景がうかがえる。 本の表紙にもなっているが、おしゃれで容姿に恵まれていた彼は、生涯自画像を3枚描いている。(ナルシスト！)人体比例の研究を生涯のテーマにしていて、自画像含め肖像画など人物描写が特徴的だと感じた。本書に登場する作品がモノクロだったので、再度、画集を見てみたいと思った。2014/06/17
