目次
世界が私を愛してくれるので
世界とわたし
朝
一日のはじまり
丁度その時
時の不思議さ
今日
好きと嫌いと
未来
竹竿〔ほか〕
著者等紹介
谷川俊太郎[タニカワシュンタロウ]
1931年、東京に生まれる。1952年、第一詩集『二十億光年の孤独』を刊行。以来、現在まで数多くの詩集、エッセイ集、絵本、童話、翻訳書など幅広く作品を発表
長谷川宏[ハセガワヒロシ]
1940年、島根県平田市に生まれる。東京大学文学部哲学科博士課程修了。1970年、埼玉県所沢市に私塾「赤門塾」を開く。以後、塾で子どもたちに勉強を教えながら、哲学研究に従事
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感想・レビュー
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寛生
47
【図書館】誰かを何かを信じるとすれば、それは現実味のないフィクション的なものに自己を超えた何かを投げかけるということになるのか?それとも、人間の最小で最大の力が信じるということになるのだろうか?もう何を信じることも、誰を信じることができなくても、日は沈み、川は海に流れこみ、虫は鳴き、一日は終わる。不眠症で眠れなくても、小鳥はさえずり、朝日が昇る。何も信じられない誰も信じられない時間の中でじっと待っている自分の手から、真っ白な紙の上に贈られてくる詩の一行。時間と交わることはどうしたら可能になるのか?2015/01/22
jima
12
久しぶりに詩を読んだ。谷川さんの詩に長谷川さんが短文をつけていくパターンで30の作品が続く。テーマは「生・老・死」。「ネロー愛された小さな犬に」の詩が好きだ。2021/11/28
sira
2
初めての谷川俊太郎さんの詩集。何となく馴染む感じがするから、詩自体は何か色々な人の詩が集められた本で読んだのだと思うけれど、やっぱり好きなんだろうなぁとしみじみ感じる。長谷川さんの解説?も、まぁ面白かったかな。2011/03/12
滝風鈴
1
詩と哲学のデュオの楽しみ。自分は詩人に近い。2012/09/09
羊男
0
★★★2003/08/23