近代日本社会教育の成立

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ A5判/ページ数 373,/高さ 22cm
  • 商品コード 9784873788456
  • NDC分類 379.021
  • Cコード C3036

内容説明

日本の社会教育はどのようにして成り立ってきたのだろうか―「教育の社会化と社会の教育化」というキーワードをてがかりにしながら解明する。

目次

序章 研究の目的・課題・方法
第1章 初期社会教育論の形成と通俗教育論の登場
第2章 通俗教育・社会教育の交錯と社会教育概念の形成
第3章 地域通俗教育の変遷と諸相
第4章 日露戦後の地方における通俗教育・社会教育行政の組織化
第5章 地域通俗教育の計画化と地域における多様な展開
第6章 創設期社会教育行政の思想
第7章 「教育改造」と社会教育の思想―乗杉嘉壽の社会教育論
第8章 「教育の社会化と社会の教育化」論と成人教育・自己教育の思想―川本宇之介の社会教育論
終章 社会教育の思想・活動・行政の成立

著者等紹介

松田武雄[マツダタケオ]
1952年、大阪府に生まれる。名古屋大学教育学部卒業、名古屋大学大学院教育学研究科博士後期課程単位取得満期退学後、琉球大学助手・講師、埼玉大学助教授を経て、現在、九州大学大学院人間環境学研究院助教授、博士(教育学)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。