内容説明
本書は、大学評価の本格化という時代状況をふまえつつ、大学評価の第一義的目的は大学の教育研究などの諸活動における恒常的改善にある、という見地に立って書かれた実践的マニュアルです。
目次
第1部 導入篇(評価の意義と課題;各種の教育評価)
第2部 実践編(自己評価体制と作業計画の作り方;評価基準の設定;自己評価書における根拠データ)
著者等紹介
関口正司[セキグチマサシ]
1954年、東京生まれ。九州大学大学院法学研究院・教授(政治学史)
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感想・レビュー
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山がち
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最初の中間評価や自己評価に関する実際の書類作成の様子がかなり具体的にわかるという点でぜひとも繰り返し読んでおきたい本である。教育改善ということがかなり念頭に置かれているというのも評価できる。ただ一方で評価書の書式や実際の執筆に合わせるということが部分的に行われており、そのような場合は評価の妥当性が果たして担保されているのかという疑問がないわけではない。ともかく、簡潔に表現することと根拠データを明確に示すこと、データと説明したいこと(成果)との整合性をきちんととること、組織も重視するというのが基本となるか。2014/05/13
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