内容説明
金田正一、江夏豊、大野豊、新浦寿夫、石井一久…人々を魅了してきたサウスポーには、とんでもない個性があった!これは暴論か?あるいは新理論か?かつてない野球論、ここに誕生。
目次
第1章 マウンドの芸術家―サウスポーは勝負だけではなく、投球の美しさを追究する
第2章 左のエースと右のエース―サウスポーは投球術ではなく、感性でバッターを制圧する
第3章 サウスポー使いの名人達―サウスポーは自分の長所を伸ばしてくれる人間には頭が上がらない
第4章 左対左・左対右の醍醐味―サウスポーは最強の敵を相手にしたとき、思いがけない力を発揮する
著者等紹介
川口和久[カワグチカズヒサ]
1959年7月鳥取県鳥取市に生まれる。鳥取湖南小学校で野球を始め、ピッチャーとなる。鳥取城北高校に進学後、県大会決勝にチームを導き、プロのスカウトの注目を集める。77年、ロッテ・オリオンズ(現千葉ロッテ・マリーンズ)にドラフト6位で指名されるが拒否。社会人野球チーム、ディプロに入団。78年、都市対抗に出場する。80年、ドラフト1位で広島カープに指名され入団。83年に15勝、86年から91年まで6年連続二桁勝利を続け、ローテーションの柱としてチームを牽引する。87年、89年、91年には奪三振王に輝く。94年FAを宣言し、巨人に入団。98年に引退。現在は野球解説者の傍ら映画やテレビドラマに出演するなど、野球以外の分野でも活躍
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