出版社内容情報
Rubyの特徴を手軽に学べるRuby入門書。
内容説明
他言語でのプログラミング経験を持つ人を対象に、Rubyの特徴、Rubyならではの方法や慣習について解説。Rubyの基礎的な部分とメタクラスやブロック構文のような独自の概念、それらにまつわる文化を説明し、Ruby特有の考え方を知ってもらうことを目的としている。Ruby1.8及び1.9に対応している。
目次
1章 ようこそ、Rubyのある生活へ
2章 配列とハッシュ
3章 数値
4章 文字列
5章 入出力
6章 変数と式
7章 メソッド
8章 オブジェクトとクラス
9章 本書を越えて
付録A 処理系のインストール
付録B 諸表
著者等紹介
Yugui[YUGUI]
本名、園田裕貴(そのだゆうき)。Rubyコミッタ。MtF‐TS。2004年立教大学理学部数学科卒業。2006年立教大学理学研究科博士前期課程中退。Web系企業で開発業務に携わった後、2008年よりフリーランスプログラマ。雑誌への寄稿多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
baboocon
17
Rubyコミッタである著者いわく、プログラミングが初めての人ではなく、他の言語を知っていてRubyが初めてという人を対象とした本。Rubyの言語仕様について、深すぎず、かといって入門書にありがちな表面的な文法に留まらない内容。ファイルの扱いやブロックの取扱い、変数のスコープなど、まだまだ理解が不十分な点が多いと感じた。Ruby1.8と1.9対応なので、エンコーディング関係やキーワード引数など、2.X系では変更された仕様もある。初版が2008年刊行なので、そろそろ第2版が出てもいい頃でしょうか。2014/06/29
konomichi
3
イマサラRubyに手を出す立場としては、大変ありがたい、他言語経験者向け、「Rubyへの入門」書。あくまでも、プログラミング言語を操るためのバックグランドが通じる人向けに、「Rubyではね、、、」的な本。 本来あるべき、「not プログラミング入門書 but 言語入門書」の姿がとうとう実現された金字塔的文献。これを期に、他の言語でも同様な本が書かれると個人的にはとてもうれしい。誰か、Scalaと、Erlang はよ。2013/06/04
chie
2
Javaとの違いをチェックしながら、サンプルコード打ちつつやりました。私はちょうど良かったです。薄いし取り組みやすい。次はRoRだ!2012/01/07
k2jp
2
他言語の経験がある人が読む入門書としてはコンパクトにまとまっている。もしかしたら「プログラミングをしない管理者」向けにいいかも。一方、この本でプログラム言語を初めて学習するのは厳しいだろう(概念の解説が足りない)。用例も少ないため、別にコードを読み慣れる必要があると感じた2012/01/16
Sohei Takeno
2
良い本だった。2011/10/01