出版社内容情報
「難しいことをわかりやすく伝える技術」をとことん噛み砕いて説明!
今、もっとも注目を集めているビジネス著者のシンプルでわかりやすく、本質的な「伝え方」の本
内容説明
「なるほど!」「よくわかった!」日常会話からビジネスまで、相手からポジティブな反応が返ってくるたった一つの法則!
目次
0 「わかりやすく伝える」4つのステップ(誰からも「わかりやすい!」と言われる伝え方)
1 「誰に」「何を」伝えるのかを明確にする
2 相手に伝わる日本語を使う(スパッと伝わる日本語の使い方;こんな言葉は伝わらない)
3 話を正しい順序で組み立てる(最強の伝え方「テンプレップの法則」;「なるほど!」と言われる伝え方;相手の記憶に残す伝え方)
4 相手に伝わる言葉に言い換える(脳の仕組みがわかれば、「伝え方」がわかる;「わかりやすい伝え方」のトレーニング;伝え方の「奥義」)
著者等紹介
木暮太一[コグレタイチ]
経済ジャーナリスト、一般社団法人教育コミュニケーション協会代表理事。1977年千葉県生まれ。慶応義塾大学経済学部を卒業後、富士フィルム、サイバーエージェント、リクルートを経て、独立。大学在学中に自主制作した『気軽にはじめる経済学シリーズT.K論』が大学生協や一般書店で累計5万部を突破。現在は、書籍の執筆と講演に注力している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
村越操
31
わかりやすい説明に定評のある著者。人に伝えることが苦手だと思う人に役立つ。基本は以下の4つ。①「誰に」「何を」伝えるのかを明確にする②相手に伝わる日本語を使う③正しい順序で話を組み立てる④相手に伝わる言葉に言い換える。時間がなければ、奥義としての10章だけでも目を通したい。「相手に興味を持ち、相手を知り、相手になりきる。これが、相手に合わせて伝えるための鉄則。そのためには、できるだけ相手と同じ経験をする。ただし、絶対に相手と同じ目線はもてない。この謙虚な気持ちを忘れずに、相手になりきろうと努力する」2014/03/22
デビっちん
30
最近になって、何を言っているのかわからないと言われるようになりました。いくら話し方を工夫したり、文章の見栄えをよくしても、それは根本が間違っているからだとわかりました。わかりやすく伝えるのは技術であり、しかも4つのシンプルなステップであることを解説してくれています。よかれと思ってあれもこれもと詳細な情報を懇切丁寧に加えるのは話し手の勝手なエゴで、相手が結論を理解・納得するには翻って逆効果という件に猛省です。誰に何を伝えるか、まずはここから徹底していきます。2018/02/19
ロア
28
「わたしの話が伝わらないのは、相手の思考回路がおかしいからなのだ!」伝える立場の人が、伝わっていないことを相手の責任にしてはいけませんよ。いるよねー。そういう人(´д`)そんな人にこそ読んでもらいたい、伝え方の技術だけでなく、心構えまでも初歩から学べる本書。丁寧な解説と具体例が分かりやすく述べられています。。。が、所々で急にハイレベルを求めてくる!と感じたのは私だけ?目標は高く持て!ってことでしょうかね。2017/03/25
ひろ☆
24
小学生でもわかる言葉を使う。熟語は漢字+ひらがな。実は何も表していない言葉を使わない(例、部内のコミュニケーションを活性化させなければならない)伝える相手のスキーマ(その人が無意識のうちにしてしまう決まった見方、考え方)に注意。どうやったら、相手に伝わるのか、相手の気持ち、立場になって、考えよう。2014/08/30
カッパ
17
伝えることが苦手なので読んでみた。活かそうとおもったことがあった。それは3つ。ひとつはまさに今やったことである。きちんとめしていこう。2つ目は大事なことは繰り返すこと。何度も出てくることくらいしか覚えられないのだ。3つ目はわかる言葉で話すこと。相手に合わすようにしよう。2018/10/16