究極の判断力を身につけるインバスケット思考

鳥原 隆志【著】

ＷＡＶＥ出版（2011/06発売）

• サイズ B6判／ページ数 304p／高さ 19cm
• 商品コード 9784872905243
• NDC分類 336.3
• Cコード C0036

出版社内容情報

リアルなシミュレーションゲームを通じて、ビジネスに必要なあらゆる力を引き出す「インバスケット・ゲーム」を解説した初めての本！

内容説明

洋菓子店に勤務する２３歳の青山みあは、ある日突然、店長の辞令を言い渡された。翌日からの海外研修を前に、６０分という時間制限のなかで、未知の２０案件を処理しなくてはならない窮地に陥ったみあは…。一流企業の管理職登用試験にも使われる、インバスケット・ゲーム。初のインバスケット入門書。

目次

序章　インバスケット思考とは（インバスケットはシミュレーション・ゲームである；６０分で２０案件を処理するには？；インバスケット・トレーニングのルール　ほか）
実践問題　みあの「はじめてのインバスケット」（「急に行けなくなりました」；「お客様が喜ぶことをしただけなのに…」；「え？あなたが店長…？」　ほか）
終章　さらなる可能性を秘めたインバスケット（インバスケットの活用法）
おわりに「インバスケット思考は永遠の財産である」

著者等紹介

鳥原隆志［トリハラタカシ］
株式会社インバスケット研究所代表取締役。インバスケット・コンサルタント。１９７２年生まれ。大手流通業にて精肉や家具、ワインなどさまざまな販売部門を経験し、スーパーバイザー（店舗指導員）として店舗指導や問題解決業務に従事する。昇進試験時にインバスケットに出合い、研究とトレーニングを開始する。その経験と問題解決スキルを活かし、株式会社インバスケット研究所を設立。これまでに作成したインバスケット問題はゆうに腰の高さを超える（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[酔拳2]

管理者登用試験にインバスケットがあると聞いて読んだ、俺としては初めてのビジネス本。インバスケットといえばこの人！と言わんばかりに検索するとこの鳥原先生だらけ。インバスケットとはいわゆる未決箱で、極限の状態で究極の判断をする、というトレーニング。普段はできる判断も時間のない中でどう判断するか、ということみたい。本書は初心者向けに分かりやすく書いてあって、進研ゼミに誘導する漫画みたい。分かりやすいので、日本語の問題じゃないかな？と思わなくもないが…。さて、次はSPI関連読まねば…。

2019/04/17

[香菜子（かなこ・Kanako）]

究極の判断力を身につけるインバスケット思考。鳥原隆志先生の著書。インバスケット思考の基本やインバスケット思考の大切さをわかりやすく説明した良書。インバスケット思考に興味がある人、インバスケット思考初心者にはうってつけの一冊。

2019/07/01

[はるき]

若い女の子を主人公において、ビジネスの思考力を鍛える本。読みやすいのはいい。でも、ハッ！とする感じではないかなぁ。

2017/04/15

[レリナ]

インバスケットという新しい考え方に触れられただけでも幸せ。これはビジネス的なことをするときに役に立つ画期的な思考ではないだろうか。何度も繰り返して、トレーニングすることで、より実践的で効率の良い思考方が身につく。ある意味マネジメント的な考えに似たものがあるかな。問題解決や様々なトラブル対処など、仕事をする中ではインバスケットはかなり有効的な思考法ではないだろうか。具体的な例や解説も載っているので、わかりやすい。これは実際にやってみて反復するといい効果が得られそう。読んだだけでもいい刺激になった。

2020/04/14

[ふ～@豆板醤]

4！本の整理をしていて発掘。なんだか懐かしい(笑)洋菓子店の店長としての意志決定をシミュレーションし判断力を鍛える本。顧客志向や時間と仕事量の配分、従業員の指導など、、学生時代に読んだのとはまた違う読み方ができた。本当は1時間で20案件を処理する研修なんだとか。。

2017/03/25