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建築と植物

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  • サイズ A5判/ページ数 251p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784872751529
  • NDC分類 520.4
  • Cコード C0052

目次

エクストリーム・ネイチャー
文化としての植物―庭園・温室・盆栽
ヴェネチア・ビエンナーレ・ドキュメント―われわれはいかにしてコンペに勝利したのか
ヴェネチア・ビエンナーレスモール・パヴィリオン―『ちいさな図版のまとまりから建築について考えたこと』
温室建築の歴史
センシング・インヴィジブル―植物と建築、アートの新たな展開
樹木・建築・植物―藤森照信インタヴュー
植生の建築史―ヴィクトル・オルタの方へ
樹幹と円柱という永遠のアナロジー
プロスペローの苑―初期近代の幾何学庭園における世界表象
ツリー建築のための哲学?
花柄を探す旅
計算素子としての植物
建築における植物というモデル

著者等紹介

五十嵐太郎[イガラシタロウ]
1967年生。建築史家。工学博士。東京大学工学系大学院修了。東北大学准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

May

0
かなり面白い本。温室建築や環境アート、植物を生やした建物などの比較的素朴な取り組みの紹介・整理から、西洋建築史・庭園史に関する小論、さらには自己創出的な計算過程としての世界に植物を通して関わる試みまで幅広い。特に情報技術や生命工学、環境操作を駆使して世界と人間(機械)との関係を更新していく試み、環境との相互関係を可視化する試みは見ていてワクワクした。2008年の本だけど内容的には初めて知るものが多くて、これから植物について考えていこうとするときのガイドブックとして、建築以外の分野の人にもおすすめできる。2013/09/17

りょへ

0
建築と植物にはとても深いつながりがあった。植物を多用する藤森さんの「建築と植物は合わない」という言葉のは驚かされた。また、樹幹と円柱・樹木と屋根の比較は興味深く、植物の生態を建築に置き換える部分はとてもおもしろく読むことが出来た。2011/11/14

gurugurupa

0
建築が植物の背景に降りていくようにする、という石上さんの姿勢が興味深かった。両者の共存はよく聞くが、ヒエラルキーを明確に作ってなおかつ建築を下位にするということには勇気がいるだろう。2010/07/03

shunjy

0
植物と建築の新しい関係を再考する。2009/01/31

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