内容説明
病棟の忙しい業務に携わっているすべての看護者―スタッフ、新卒看護者、学生、管理者、教員―は、精神科看護についての新しい情報を提供してくれる信頼できる資源を求めている。臨床的な参考書は、求められている情報に早く接することができるように編集された,便利で、適切なものでなければならない。本書はこの要求に合うように考えて作られたものである。この中には臨床現場の看護者が容易に入手できる最新の情報がたくさん盛り込まれている。この情報は、精神科看護に不可欠なものに焦点をあて、看護援助を概念化し、計画し、記録する点で役立つように、看護過程を中心に編集されている。
目次
第1部 精神科看護の原理(精神科看護者の役割と機能;治療的看護者‐患者関係;精神保健看護実務のモデル ほか)
第2部 精神科看護原理の応用(不安反応と不安障害;精神生理学的反応と身体表現性障害および睡眠障害;自己概念反応と解離性障害 ほか)