内容説明
本書は、今日の精神医学で最も急速に発展しつつある薬物による治療―薬物治療学および精神薬理学としても知られている―の全領域をカバーしている。また本書は、実地精神科医、精神科研修医、医学生および精神保健の専門家など、成人と小児の精神障害の治療に用いられる薬物について簡便な参考書を必要とする人々のために書かれたものである。本書は、情動の障害を持つ患者に治療をほどこし、診療にあたって精神科医よりも頻繁に向精神薬を処方する実地医家と一般臨床医にとって特に有用である。
目次
精神薬理学原理
β‐アドレナリン受容体拮抗薬
アマンタジン
抗コリン薬
抗ヒスタミン薬
バルビツレートと類似作用薬物
ベンゾジアゼピン系薬物
ブロモクリプチン
ブプロピオン
ブスピロン〔ほか〕