博覧の世紀―消費/ナショナリティ/メディア

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  • サイズ A5判/ページ数 310p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784872622270
  • NDC分類 606.9
  • Cコード C3036

目次

第1部 消費の博覧(八〇年代の地方博「乱催」とその後;「家庭電化」のディスプレイ―大正から昭和初期における電気の博覧会を中心に;昭和前期と国産洋服博覧会;おいしい「地方」体験―北海道物産展を事例に)
第2部 文化への視線(宗教と博覧の近代史;博覧会とジェンダー・階層―「コンパニオン」を事例として;迷える「アニメ」大国―振興施策としてのアニメ博覧イベント)
第3部 ナショナリティとローカリティ(植民地のスペクタル―初代松旭斎天勝と「朝鮮物産共進会」・「家庭博覧会」(一九一五年)
北海道の地方博覧会―中央と地方の眼差しの交差
戦時博覧会と「聖戦」の綻び)

著者等紹介

福間良明[フクマヨシアキ]
1969年生。京都大学大学院人間・環境学研究科博士課程修了。博士(人間・環境学)。現在、立命館大学産業社会学部准教授。専攻、メディア史・歴史社会学。主著に『「反戦」のメディア史』(世界思想社、2006年、内川芳美記念マス・コミュニケーション学会賞受賞など)

難波功士[ナンバコウジ]
1961年生。東京大学大学院社会学研究科修士課程修了。博士(社会学)。現在、関西学院大学社会学部教授。専攻、メディア史・広告論・若者文化論

谷本奈穂[タニモトナホ]
1970年生。大阪大学大学院人間科学研究科博士課程修了。博士(人間科学)。現在、関西大学総合情報学部准教授。専攻、文化社会学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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maqiso

1
地方の博覧会の色々な側面を考察している。断片的な感じもするが、ジオラマや劇場を見せられる強みと一時的という弱みの兼ね合いや、開拓される地だった北海道と食のイメージが強い北海道の差が面白い。2019/05/06

MasakiZACKY

0
こういう視点で博覧を見るのも面白い。2015/02/26

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