内容説明
人は意味のなかで生き、そして変わる―。生き直すための心揺さぶる数々のヒント。臨床哲学の広がりと深まり。
目次
第1章 いい変容、悪い変容―変容価値論
第2章 何が変わるのか―変容関係性論
第3章 どう変わるのか―変容転機論
第4章 誰(何)のせいで変容するのか―主客反転論
第5章 「言葉」なしに変容はない―変容記号論
第6章 生きる工夫、生かす技法―変容援助論
著者等紹介
中岡成文[ナカオカナリフミ]
1950年山口県岩国市出身。京都大学大学院文学研究科博士課程(哲学専攻)単位習得満期退学。福岡女子大学助教授などを経て、大阪大学大学院文学研究科教授および同大学院医学系研究科(医の倫理学)兼任教員。大阪大学コミュニケーションデザイン・センター(CSCD)初代センター長を務めた。専門は、臨床哲学、倫理学。ヘーゲル哲学から出発して、西洋近現代哲学、日本近代哲学(西田幾多郎、田辺元、三木清など)に取り組み、また鷲田清一氏らとともに臨床哲学の運動を起こした(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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