出版社内容情報
佐高信[サタカマコト]
著・文・その他
田中優子[タナカユウコ]
著・文・その他
内容説明
藤沢氏と同郷・同経歴の評論家といまなお江戸を生きる粋人学者の絶妙コンビが、縦横に読み解く。
目次
第1章 藤沢文学を生んだ風土(故郷はつらいもの;こだわり続けた庄内)
第2章 藤沢文学と品格(藤沢周平的価値観;長男と“厄介叔父”)
第3章 藤沢作品の主人公たち(寒梅忌によせて;主人公たちの生き方)
第4章 “土”を見続けた時代小説家(江戸時代の荘内;なぜ時代小説を選んだのか)
第5章 今夜は読み明かそう(藤沢周平の濁のエネルギー;感情を抑えても溢れ出る魅力 ほか)
著者等紹介
佐高信[サタカマコト]
1945年山形県酒田市生まれ。慶應義塾大学法学部を卒業後、郷里の高校教諭、月刊経済誌「現代ビジョン」の編集長を経て、82年に評論家として独立。日本の企業社会をはじめ、経済、政治への鋭い批評活動を展開している。TBS「サンデーモーニング」のコメンテーターなどテレビ番組にも出演。現在、「週刊金曜日」発行人
田中優子[タナカユウコ]
1952年神奈川県横浜市生まれ。法政大学大学院博士課程修了。同大学社会学部教授(近世文学)。江戸文化研究の第一人者でもある。2005年度紫綬褒章受章。現在、TBS「サンデーモーニング」のコメンテーターとしても活躍中。著書に『江戸の想像力』(筑摩書房・1986年度芸術選奨文部大臣新人賞)、『江戸百夢』(朝日新聞出版局・2000年度芸術選奨文部科学大臣賞、2001年度サントリー学芸賞)など多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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