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まんがで読破
堕落論/白痴

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  • サイズ 文庫判/ページ数 186p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784872578683
  • NDC分類 726.1
  • Cコード C0193

出版社内容情報



坂口安吾[サカグチアンゴ]
著・文・その他

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

からかい上手の高木さんそっくりおじさん・寺

34
再読。私は安吾の『白痴』を余り良いとは思わない。この漫画版もむろん『堕落論』読みたさで手に取る。『堕落論』を前後編に分け、間に『白痴』が挟まる構成。『堕落論』には『続堕落論』の内容も含まれている。私は『堕落論』も『続堕落論』の方が好きである。こんなにコミカルに描かれていると内容が散らかってみえなくもない。スポーツマンでガタイが良かった安吾さんを、まるで大村昆みたいなキャラクターにしてある。途中出て来る狂人の男はゴーマニズム宣言の小林よしのりに似ている。7ページのデリヘルのチラシはコピーだろうか。2015/01/04

コダマ

17
自分が堕落する分にはいいけど、堕落してる世界を見るのはいやだな~。 ものすごく嫌なことがあったら自殺せずに堕落しよう。生命力燃やし尽くそう。 2014/01/09

桂けい

14
 理想論を追い求め、他の連中とは違うと!と見下している輩に限って、立場が危うくなるとコロッと趣旨返しする。これも、堕落と言えるのでしょうね。2017/01/21

アルカリオン

9
KindleUnlimited ハズレ。変に現代描写をまぜて「誰得」になっていたり、コミカルな描写を狙ってるんだろうけど単に下品な絵になっていたり、「まんがで読破」シリーズの悪い傾向が詰め込まれている。2021/05/18

おくてつ

9
まんがで読破シリーズ。坂口安吾が書いたのは堕落論と文学史で丸暗記しただけで、原著は読んだことはない。 堕落論はエッセイで、白痴は小説でともに終戦すぐに発表されたもの。その二つを組み合わせてまんがにしているんだけど、特に堕落論の部分が原著をオマージュにして現代につなげた書き方で書いているものだから、余計にわかりにくい気もする。 とりあえず、先の大戦を生き抜いた人たちがどんな思いをしていたかということを、終戦の日直前に、胸に刻んでおこうと思う。2017/08/14

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