おじさん入門

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  • サイズ B6判/ページ数 245p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784872575774
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0095

出版社内容情報



夏目房之介[ナツメフサノスケ]
著・文・その他

内容説明

おじさんにはおじさんなりの、それぞれ、その人なりの「面白さ」や「奥行き感」がある……はずだろうと僕は思う。いや、たぶんね。

目次

1章 おじさんは楽しいのだ(おじさんの体と健康;大人の社交と楽しみ;おじさんの回想)
2章 おじさんは考えるのだ(おじさんの気がかり;「国際化」するおじさん;漱石より年上の孫)
3章 おじさんは愛するのだ(親子と大人のしくみ;猫と夫婦の話;「青春」の結末)

著者等紹介

夏目房之介[ナツメフサノスケ]
マンガコラムニスト、エッセイスト、評論家。1950年、東京生まれ。72年にマンガ家としてデビュー。90年代以降はマンガ評論家としても活躍。99年、手塚治虫文化賞特別賞受賞
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

しぇるぱ

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夏目漱石の孫で有名です。夏目漱石の本名が夏目金之助、孫が夏目房之助。おおむね、岡三証券の情報誌に連載のエッセイと他のエッセイから構成される。連載時には順不同だったものを、テーマごと、関連ごとに隣り合わせて再構成してある。おじさん入門に絡むものは、一章おじさんは楽しいのだ、二章おじさんは考えるのだ、そこに集中してある。おじさんとは無関係かな、というものもあって、二章おじさんは考えるのだ、三章おじさんは愛するのだ。そこには夏目漱石関連があって、おじさん談義より、こっちのほうも面白い。語り口が愉快なのだ。2015/03/11

senyora

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漱石の孫ですものね。市井の人にはなりきれませんね。ご苦労様です。離婚されたんですね。しみじみしちゃいます。元奥様のお話も聞いてみたいような。年齢が近いので書かれている当時の様子がよく分り、懐かしかったです。同級生の男性の中に似たタイプが思い浮かびます。2011/04/24

かねかね

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色々と手を出している趣味人と言った感じが良く解る内容でした。この手のおじさんは好きですね(笑)2011/04/11

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