酔って言いたい夜もある

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  • サイズ B6判/ページ数 253p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784872339765
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0095

出版社内容情報

「富士の樹海だってバナナがなっていれば生き延びていける」と豪語できる逞しさ。自分の家まで送ってくれた男はもれなく部屋に上げてしまう律儀さ(?)。家で待つ愛する人に「いっそのこといなくなっていてくれないか」と思ってしまう残酷さ。現世ではどうあがいても「依存女」になれない女性たちの複雑で奇怪で、だからこそ愛すべき生き方を語りつくした、直木賞作家・角田光代の初の対談集。お相手は魚喃キリコ、栗田有起、石田千、長島有里枝の方々。角田光代のランチ写真日記、女同士で行きたい居酒屋情報も収録。

まえがき
第1章 魚喃キリコ
うちらのモロさとか弱さを感じることのできない男のなんとバカげたことよ  
第2章 栗田有起
「私は自分を恋愛でいっぱいにしたいんだわ」というのがわかっちゃうとダメなんです
コラム 「中央線」ランチ写真日記
第3章 石田千
刑事じゃないけど、吐いたら、楽になるんですよ
第4章 長島有里枝
結婚なんか、中学の先生が朝練に出なきゃダメだっていう理由ぐらい大したことでもない
あとがき


彼女たちは面白い。20代ほど肩に力が入っておらず、けれど脱力しきってもいない、かつての恋愛の馬鹿な感じを笑えるが、けれど悟りきったわけではなくて、ときどきなんとなくあがく。(中略)世間でなにが流行っていようが、いまいが、我関せずというひとばかり。それで私は思ったのだ。このひとたち、学校にいるとき、空ばかりにていただろうなあ、と。(あとがきより)

内容説明

魚喃キリコ、栗田有起、石田千、長島有里枝と飲んで語った初の対談集。角田光代のランチ写真日記、女同士で行きたい居酒屋情報も収録。

目次

第1章 魚喃キリコ
第2章 栗田有起
第3章 石田千
第4章 長島有里枝

著者等紹介

角田光代[カクタミツヨ]
作家。1967年神奈川県生まれ。早稲田大学第一文学部卒業。90年『幸福な遊戯』で海燕新人文学賞、96年『まどろむ夜のUFO』で野間文芸新人賞、98年『ぼくはきみのおにいさん』で坪田譲治文学賞、『キッドナップ・ツアー』で99年産経児童出版文化賞フジテレビ賞、2000年路傍の石文学賞、2003年『空中庭園』で婦人公論文芸賞、2005年『対岸の彼女』で直木賞を受賞
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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やすらぎ

187
角田光代さんと食事をしながら気軽にほろ酔い女子トーク。目の前がどんなに慌ただしくても私は私だから、我が道を行く。人それぞれ求めるものも感じ方も違うし、好きなものは好きだし。でもね、気持ちって変わるもの。好きなものが嫌いになったり、嫌いなものが好きになったり。自分が何を目指して何処にいくのか分からないけど、触れられる範囲で自由にいられたらいいな。現実は厳しいときが多いけど、捉え方次第でどうにかなるよ。みんなそんなに特別なことはしてないから。お腹すいたら食事して、洗濯して笑って泣いて。ビール飲んで呑まれてね。2023/04/02

nico🐬波待ち中

101
角田さんと同世代の女性4名との、お酒を飲みながらの対談集。皆さん個性的でポリシーもしっかり持っておられて、共感できるし何よりとても楽しい。中でも作家の栗田有起さんとの対談の中で出てきた「小説家は書かないことでも伝える」は目から鱗。これから本を読む時、その作家さんが敢えて書かない事についても考えないと、と思った。エッセイストの石田千さんが本も新聞も漫画も読まない、とキッパリ言われたのには驚いた。角田さんは様々なタイプの女性に対して、話を引き出したりまとめることがお上手だと感心した。この企画をまたしてほしい。2018/06/17

ぶんこ

50
角田さんが「会って、本音で話したい」と思った同年代の4人の女性との対談集。人見知りでお酒が入らないとお喋りが苦手な角田さんなので、3人の方とはお酒を飲みながらの本音トークが炸裂していました。魚喃キリコさんと長島有里枝さんはしらなかったので面白かったです。私とは、4人と角田さんとで5人の女性たちとの共通点が無いに等しいからか、ぶっ飛んでいると感じたり、強いなあと思ったりで楽しめました。2019/02/11

りつこ

40
読書不調の時は角田さんのエッセイに限ると手に取ったのだがこれは対談集だった。普段は人見知り、でも飲んだら無敵の角田さんが飲みながら食べながらの対談。これが面白くないわけがない。角田さんって意外と破天荒なところもあるけど全体的にはまじめで内向的でそのアンバランスが魅力だなぁ。対談相手の作品へのリスペクトと相手への興味がしっかりとあるので、読んでいると対談相手の作品を読み(見)たくなる。名言がいっぱいで何度も吹き出した。2017/08/22

緋莢

20
<居酒屋やレストランで、直箸で同じ皿の料理を食べ酒を飲みながら、時間を気にせず話す。>という対談集で、対談相手は4人の女性。そもそも著者は、はげしい人見知りで、あがり症で、話すのが苦手。二十代半ばまで、相手に断ったうえで酒類を用意してもらっていたそうです(三十歳をすぎると、しらふでも人と話せるようになったとのこと) 最初の魚喃キリコとは、恋愛や同棲について、結構あけすけに語っています。栗田有起との対談では(続く 2024/05/09

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