GO NOW

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  • サイズ B6判/ページ数 317p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784872337785
  • NDC分類 933
  • Cコード C0097

内容説明

ニューヨーク・パンクが燃え尽きた日々を背景に、伝説のリアル・パンクス、リチャード・ヘルが鮮烈に描く自伝的ドラッグ小説。

著者等紹介

ヘル,リチャード[ヘル,リチャード][Hell,Richard]
ニューヨーク在住の小説家、詩人、ミュージシャン。1970年代半ば、“パンク”を生み出し、彼のスタイル、音楽はロックシーンに大きな影響を与えた。リチャード・ヘル&ザ・ヴォイドイズによるアルバム『BLANK GENERATION』は、当時のもっとも重要な作品

滝沢千陽[タキザワチカゲ]
ジャーナリスト、翻訳家。ニューヨーク在住
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

バズリクソンズ

19
リチャードヘル。パンクファンならこの名を知らない人は居ないNYパンク草創期の第一人者である。ネオンボーイズ、テレビジョン、ハートブレイカーズを経てヴォイドイズを結成し、後世に残る名曲を発表。生き様からファッション性まで何処を切っても正真正銘のパンクである。そんな彼の著書は自身のドラッグ中毒の体験を元に書かれた破天荒で激烈な物語。しかしその内容をリチャードヘルが文学の領域へと押し上げ、下品なのに上品さを纏った不思議な魅力を醸し出す。それは滝沢千陽氏の物の見事な翻訳も物語を際立たたせている事を忘れてはならない2022/12/04

秋 眉雄

15
「そいつはどうなったのさ?」「死んだ」「親友だったのかい?」「奴は骨の髄までヘロイン漬けだった。それで分かるだろうが。俺の女房とできちまって、俺から女房ぶんどって売春婦にしやがった。ほら吹きで話はうまかった。だがな、人間はクズだ。奴が死んでみんな残念がったもんさ。この手で殺せなかったってな」彼の音楽にシビれた者しかこの本に辿り着けないのだとしたら、ずいぶんもったいない話だなと思います(だいたい、シビれる人間の数もそうとう少ないでしょうし)。もっと他のも翻訳されないですかね。2018/01/25

勉誠出版営業部

1
2003年の刊行当時、「REMIX」誌で紹介されていて気になっていた、リチャード・ヘルの『GO NOW』を読了。アメリカのパンクロッカーの小説デビュー作。ビートニク文学からの影響大。ダメ男のロードノベル。2014/03/18

nobico

0
町田康がオビ書いてたからねw2012/02/27

kengzilla

0
ヘルの著作ということと、表紙に惹かれて購入。ドラッグでバンドもそぞろになって、ずっとなりたかった詩人になろうと決意した主人公が、アメリカを横断してそれを本にするという知り合いの編集者の話に乗って、彼女?と旅するロードノベル。もう止めると彼女に誓いながらあっさりドラッグに手を出し、ああ、俺は駄目だ〜と落ちながらも、誰彼構わずセックス三昧。まさにSEX,DRUG,R&R。なんだかなあ。ダメ駄目になりながらも、旅の目的だった「自分の言葉を見つける」ってのが達成できてればまだ良かったんだけどね。2009/03/11

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