朝日新聞の戦争責任 - 東スポもびっくり!の戦争記事を徹底検証

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朝日新聞の戦争責任 - 東スポもびっくり!の戦争記事を徹底検証

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  • サイズ B6判/ページ数 262p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784872332360
  • NDC分類 210.75
  • Cコード C0095

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

丘野詩果

8
戦時中がゆえに情報の統制があったとはいえ、軍部に委ねた記事を書き、国民を戦争へと向かわせたのは罪であるということ。一度絶版になったもの(朝日の横槍が入った)がまた翌年別の出版社から復刻されたのである。新聞記事は非常に興味津々、当時の文語調の書き方、やたら天皇崇拝、国民の生活などが読み取れる。膨大な紙面はひとつひとつ読むのは大変だけれど、解説がついているのでまとまって読みやすい。朝日だけでなく、他の新聞社も同じと思うので、そちらも読んでみたい。2015/08/27

可兒

3
ここでは朝日新聞がやり玉に挙がっており、実際そうされるのが当然と思うほどの扇動記事が提示されている。しかし恐らく他の新聞も似たり寄ったりで、幾多の法律に縛られながら互いに部数を伸ばそうと煽りやキャンペーンが激化したのだろうと思う。ただ現代の朝日新聞が横から口を出して一度出版できなくなったというエピソードについてはもう笑うしかない2016/05/25

Hiroshi Obara

0
ラジオで薦められて読んだ。 戦時中の新聞はそれほど違いは無かったと思う。それにしても読者を煽っているなぁ。新聞の情報を信じて戦争に死んで行った人も多かったと思う。 新聞の体質は先の東日本大震災の報道でも変わっていないと思う。政府の広報をそのまま報道しているだけだった。僕は震災後新聞を読むのを辞めた。テレビも報道番組は観ない。騙す奴等が居る。騙されないために情報は慎重に選んでおきたい。2017/11/02

四季 彩

0
興味深い良本であった。何より当時の状況が実物の記事を見ることによってひしひしと感じられる。戦勝を重ねる報道は格好良く、何より奮起せしめるものであっただろうが、これが虚偽記載だったと知っている身としては虚しくなった。報道機関の体制が当時と変わっていないことを嘆く筆者らの意見は的を射たものであると思うし、今後筆者らのような問題意識を持った記者が増えることを望みたい。さらに、多くの人にこの本を読むことを薦めたいと思える内容であった。2013/10/14

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