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生きづらい世を生き抜く作法

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  • サイズ B6判/ページ数 213p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784871541473
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0095

出版社内容情報



まえがき

奪われた当事者性を奪還せよ!
「働く」という当事者性
猫に学ぶ
餓死事件に対して
世界の当事者になる方法を教えてくれた人
結婚と仕事
子猫救出大作戦! (前編)
子猫救出大作戦!(後編)
「人に迷惑をかけるな」という呪縛
「殺される側」からの叫び
「優しさ」と「怒り」について
「死刑でいいです」
キャバクラユニオンの歌舞伎町デモ
歳を重ねるということ
犠牲の累進性
大学生による「就活」デモ
「もっと怒れ」と言う前に
真の意味での自立
「原発怖いぞコノヤロー交流会」
子どもが見た戦争
放射能が壊す人間関係
あなたにとって大切なものはなんですか?
私の原点
自分を好きでいるために
危うい恋愛依存
女一人でも、生きやすい社会
10年後、20年後の自分
スローライフを襲った原発事故
「弱い者は死ねというのか」
6月の紫陽花革命
思考停止に抗うために
このまま日本を「再稼働」させるな
「また、福祉が人を殺した」
間違える自由、迷惑をかける自由
旅のように生きる
私が見た「戦争前夜」
愛すること、許すこと、信じること
傷つく勇気
「学費・奨学金は問題だらけ」デモ
嫌なことには嫌と言う
フランス人は叫んだ。「日本は、おかしい!」
「女は40から!」に一票
ムカついたら、ラーメン
旅に出る理由
原発を止める方法
昭和17年と今
置き去りにされた子ども
世界の当事者は美しい

あとがき

雨宮処凛[アマミヤカリン]
1975年、北海道生まれ。作家・活動家。
2000年、自伝的エッセイ『生き地獄天国』(太田出版/ちくま文庫)でデビュー。
以来、「生きづらさ」についての著作を発表する一方、イラクや北朝鮮への渡航を重ねる。
2006年からは貧困、格差問題に取り組み、取材、執筆、運動中。メディアなどでも積極的に発言。3・11以降は脱原発運動にも取り組む。
2007年に出版した『生きさせろ! 難民化する若者たち』(太田出版/ちくま文庫)はJCJ賞(日本ジャーナリスト会議賞)を受賞。
著書に『プレカリアートの憂鬱』(講談社)、『14歳からの原発問題』『14歳からわかる生活保護』『14歳からわかる生命倫理』『14歳からの戦争のリアル』(河出書房新社)、『小心者的幸福論』(ポプラ社)、『何もない旅 何もしない旅』(光文社文庫)、『仔猫の肉球』(小学館)など多数。
「反貧困ネットワーク」世話人、『週刊金曜日』編集委員、フリーター全般労働組合組合員、「こわれ者の祭典」名誉会長、「公正な税制を求める市民連絡会」共同代表。

内容説明

あなたの違和感ややるせなさに「効く」言葉、きっとあります。『THE BIG ISSUE』の大人気連載「世界の当事者になる」を一冊に!

目次

3・11以前―2006年から「あの日」まで(奪われた当事者性を奪還せよ!;「働く」という当事者性;猫に学ぶ;餓死事件に対して;世界の当事者になる方法を教えてくれた人 ほか)
3・11以降―あの日から、あなたは何が変わりましたか(被災地の鯉のぼり;最大のライバル;これほどに当事者だった「原発」;「原発怖いぞコノヤロー交流会」;子どもが見た戦争 ほか)

著者等紹介

雨宮処凛[アマミヤカリン]
1975年、北海道生まれ。作家・活動家。2000年、自伝的エッセイ『生き地獄天国』(太田出版/ちくま文庫)でデビュー。以来、「生きづらさ」についての著作を発表する一方、イラクや北朝鮮への渡航を重ねる。2006年からは貧困、格差問題に取り組み、取材、執筆、運動中。メディアなどでも積極的に発言。3・11以降は脱原発運動にも取り組む。2007年に出版した『生きさせろ!難民化する若者たち』(太田出版/ちくま文庫)はJCJ賞(日本ジャーナリスト会議賞)を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

はるわか

26
役に立たなくても、生産性がなくても、「生きること」は無条件に肯定されるべきでは。「働く」という当事者性。猫に学ぶ。大学生よる就活デモ、2010年11月、大学生の就職内定率57%。【感想】2016年の就職状況で学生の売り手市場というのを聞くと5年でこうも変わるのかと思う。2016/10/13

茶々

3
元気出る。もやもやした怒りや悩みが、うまく言語化されていく。自己啓発になるけど、エッセイ本として面白い。2016/10/24

Miki Shimizu

3
買っちゃった。読んじゃった。けっこう同世代なんやなー。歳をとって吹っ切れてきた感じとか、共感できる。なんかやっぱし、学生時代とか20代とかってしんどいのよねー。いろいろと。若い人は年取りたくないとかいうけど、自分らしくいきられる、自分と折り合いがついてくる、歳をとるっていいぜー!あの人、年取っても楽しそう!というモデルになりたいなー。2016/10/02

Baron

2
今の社会に生きづらさを感じている人が読むと、いろいろ共感できる内容じゃないかと思う。 特に心に残ったのは、何を決めたり、するのにしても「自分を好きでいられるか?」ということを判断基準にしておくのはとても大事だということだ。 他人からの評価や、社会的常識に惑わされず、自分の心身の健康を保つのは自分の責任だからだ。2017/12/31

山崎にう

1
立ち読みをして、これは読むべき本だ、と思った。著者の考えには共感するところが多いし、生き抜くうえで必要だと感じる思考のエッセンスを多くもらった。「自立とは他人に甘えられること」「正しい迷惑はかけてもよい」「NOを言えない間柄は、相手を信頼していると言えない」など。しばらくこの著者のエッセイを追ってみようかな。2018/10/27

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