内容説明
時代を疾駆する熱血医師の自分史。「核兵器廃絶!」「戦争反対!」「被爆者救援!」「住民のための医療を!」「働くものの未来を!」反核運動、民主医療運動の歴史とドラマがここにある。
目次
ヒロシマ
病院船
闘いへの出発
かけだし医者奔走
足袋のまちで
ドクター議員奮戦
安保闘争の激動
奄美の洗礼
運命の激変
センター病院の胎動
低線量放射線
被爆者運動のなかで
海外での被爆の実相を語る
断章
著者等紹介
肥田舜太郎[ヒダシュンタロウ]
1917年、広島市生まれ。1944年、陸軍軍医学校卒。軍医少尉として広島陸軍病院に赴任。1945年8月6日、原爆被爆。被爆者救援にあたる。全日本民主医療機関連合会(全日本民医連)の創立に参加。全日本民医連理事、埼玉民医連会長、埼玉協同病院院長などを歴任。現在、全日本民医連顧問、日本被団協原爆被爆者中央相談所理事長。この間、海外渡航32回のべ33か国で被爆の実相を語り、核兵器廃絶を訴える
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