スウェーデンはなぜ少子国家にならなかったのか

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  • サイズ A5判/ページ数 156p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784871540421
  • NDC分類 334.338
  • Cコード C3036

内容説明

所得の8割、480日の育児休業、保育・教育費はすべて公費、女性の社会的地位の高さ、開放的な結婚観などなど…。この国はなぜ、どのようにして先進国で最高水準の出生率を保てたのか!?日本の少子化克服の道をスウェーデンから学ぶ。

目次

1章 めざましい女性の社会進出
2章 新しい結婚観と家族の形式
3章 子育ては社会全体の責務
4章 少子化とは無縁だった社会
5章 高水準の居住がもたらしたもの
6章 児童虐待と青少年の犯罪
7章 移民とその子孫たち
終章 子ども・家族そして社会

著者等紹介

竹崎孜[タケサキツトム]
1936年、台北生まれ。ストックホルム大学大学院法学部(国際法専攻)修了。外務省専門調査員(在スウェーデン日本大使館)、ストックホルム大学客員教授、鹿児島経済大学教授、埼玉大学教授を経て、現在、常磐大学教授
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感想・レビュー

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ルヴナン

0
育児は社会全体の責務、とはなんとも遠い世界の話だ。日本の少子化の一因を住環境の劣悪さに求めるのは確かにな、盲点だった。2014/10/21

almond

0
実験国家などといわれることもあるが、試行錯誤して今があるスウェーデン。社会の実情に合わせてシンプルで必要なことを届けている印象。児童手当や所得税は公平で租税の四原則に沿っていて、できる国はできているんだなと。それでも課題は残っているらしい。これからも(もうすでに解消済かもしれないが)よりよい制度を目指していくのだろう。2021/11/19

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