内容説明
社会福祉事業法「改正」＝社会福祉法制定で日本の福祉はどうなる！？「弱肉強食の福祉」「福祉のビジネス化」…それらの道をつきすすむ２１世紀ニッポン。根本を学ぶ絶好のテキスト。
目次
第１章 社会福祉をどうとらえるか―より人間的な社会福祉であるために（第二次世界大戦後の社会福祉の到達点；社会福祉のいまを考える視点 ほか）
第２章 新自由主義の福祉政策とはなにか―福祉“ビッグバン”のゆくえと国民の社会福祉権（新自由主義の人間観・福祉観；新自由主義の具体的な政策展開―アメリカの場合 ほか）
第３章 介護保険と福祉のビジネス化―福祉の契約化・商品化はなにをもたらすか（介護保険制度と高齢者福祉政策の展開；介護保険法における直接契約制度の問題点 ほか）
第４章 「社会福祉法」は何をどう考えるのか―社会福祉事業法等「改正」の基本的なねらい（法改正のねらい；社会福祉事業法から社会福祉法へ ほか）
第５章 新自由主義と社会福祉実践のゆくえ―福祉の市場化は現場実践にいかなる影響を与えるか（福祉の市場化とはなにか；社会福祉実践の二面性 ほか）
