出版社内容情報
五味太郎版四字熟語!
軽快軽妙、斬新新鮮、前代未聞、笑顔誕生!
ユーモアいっぱい。
目からウロコの新解釈。
あらゆる方向から考える人、五味太郎ならではのひねりが効いた一冊です。
通学、通勤に携帯しやすいソフトカバー版。
いつでも90の四字熟語が楽しめます。
乞うご期待ください。
五味太郎さんからのメッセージ
この「四字熟語グラフィティ」は「正真正銘」の傑作、「前代未聞」の名著、こんな本に出会えるのはまさに「一期一会」、楽しみながら知恵がつくところは「一石二鳥」、家族みんなで読めば「家庭円満」、子供の知性感性を「切磋琢磨」、今手に入れるのが「先見之明」、などと勝手なことを言うのを「自画自賛」あるいは「我田引水」と言います。
ようするにそんな具合の本です。どうぞよろしく。
内容説明
五味太郎による四字熟語の新解釈。
目次
一石二鳥
生存競争
漁夫之利
危機一髪
花鳥風月
家庭円満
一網打尽
牛飲馬食
医食同源
我田引水〔ほか〕
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
へくとぱすかる
73
「門前仲町」も四字熟語だったのか!(笑)。つい「二笑亭綺譚」を思い出した。地名をわざわざそれっぽく解釈してみせるところがユーモア精神なんだろうな。その線だと「野田阪神」「三条京阪」も行けるかもしれない。本書は「ことわざ絵本」よりも、さらに大人の感性で笑える一冊。「正真正銘」とか「起承転結」とか。見開き2ページのどこから読んでも楽しい。これはけっして四字熟語辞典などではなくて、エッセイ集です。特に笑えるイラストは「隔靴掻痒」とか「森羅万象」「喧喧囂囂」。見るだけで笑える絵、どうやって思いつくんだろ? 2020/06/23
けんとまん1007
26
ほんとに、何気なく使ったり、目にしたりする四字熟語。こうやって読んでみると、全部、目にしたものばかり。意味もほぼ、間違ってはいなかったのでホッと一息。ものは使いようと同じで、うまく使うと、それだけで深みが増す。もっと、勉強しようかなあ。2018/01/27
魚京童!
17
輝く荒唐無稽をご存知ない方はお気の毒。長新太大明神の絵本を一度ご覧なさい2015/03/07
tama
11
図書館本 五味ファン 四字熟語の意味・読み方ではなく五味的捉え方 楽しかったー 正真正銘・即身成仏・言行一致・愚問愚答・羊頭狗肉・連鎖反応が好き。へえー、大阪で食わせるとこあるんだー。アルゼンチンは分かるけどどうしてメキシコなんだろう?そうねえ、いろいろ考えてからでないとねえ。「あまり先に言わない方がいい」ってのはある意味五味さん的優しさだな。あ、今、選挙応援中に殺された事件のマスコミ報道もこれだねえ。2022/07/10
読み人知らず
11
四文字熟語っていいよね。魑魅魍魎のことばの恐ろしさ、同感です。五味さんも気になっちゃうんだなあ2014/12/21