内容説明
橘玲、野口悠紀雄、森永卓郎各氏の「節税術」をメッタ斬り。やがて来る、サラリーマン大増税時代に備え、ズバッとわかる、税金ゼロのカラクリ。
目次
第１章 私、会社員ですが税金ゼロです（私は３７年間、税金を払っていない；国民の義務を放棄した男 ほか）
第２章 「無税の人」のつくり方（税法上の「コロンブスの卵」とは何か；副収入を「事業所得」にしたい ほか）
第３章 この人たちの役に立たない節税術（橘玲氏の『黄金の羽根』はエリートにしか拾えない；煽動家・野口悠紀雄教授の「超」授業 ほか）
第４章 税制の基礎をかじる（所得は全部で１０種類ある；個人は所得税、会社は法人税を国に納める ほか）
著者等紹介
只野範男［タダノノリオ］
神戸市出身、繊維関係の中小企業に勤める。来年定年の総務第２課営繕係長。５９歳（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
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ひと
7
制度的には少し古くなっていますが、基本的な考え方は勉強になります。年末調整で思考停止にならずに、税から身を守る術を考えましょう。開業届の提出が第一の、経費計上が第二のハードルになりそう。やらなきゃこれまで通り搾り取られるだけですから、できるところは試してみたいですね。ただ、無税にするまで頑張り過ぎると縮小思考になりそうなので気をつけたいです。総合課税を使った適度な節税対策のつもりで参考にするのが丁度良い気がします。著者は評価しないかもしれないですが、目指すは不動産所得とマイクロ法人を使った最適化です！2015/10/06
マネクエ(年間読書365冊)
3
評価：★★★ 付箋：8枚 副業が解禁＆推奨されている昨今では非常に役に立つ内容だと思います。 サラリーマンをしながら、個人事業を立ち上げて合法的に節税する。 一旦収めた所得税を回収するノウハウが書かれています。 専業でされている方や税務申告で悩んでいる方にも、『こんな感じでいいのか？』と思う位に 緩く書かれいます。実際、税理士などに相談するとポジショントークをされるので、本当の所が分からなくなります。 著者は実践されていますし、税務申告に対しては、もっと気軽なスタンスでもいいと共感しました。 2019/04/07
ひとまろ
2
無税装置なるものを提案している。 サラリーマンとして給与収入を得ていながら 37年間無税の人として生活してきた著者。 その仕組はサラリーマンとしての給与収入と 事業者としての事業所得を損益通算するってこと。 事業所得が赤字なら損益通算で税金ゼロに。 事業所得が黒字なら納税義務が生じるが まぁ所得増なのでウハウハだよと。 サラリーマン法人よりお手軽で 安定的に運用できそうだと感じられる。 その辺も本書の中で比較検討されている。2013/03/12
トモロー
1
タイトルに偽りなし。但し副業が認められた会社員に限る。私自身はみなし公務員なので実践するのが到底難しそうだが、副業自体が認められている会社員なら、簡単に実践できる。だから逆に、こんなことが当たり前になったら日本の税収は一気に減って税制改正されるだろう。この仕組に早くから気づいて実践している著者は賢いが、やはり広まってしまうと、ただでさえ少子高齢化で税収減が予測される日本にはヤバすぎる裏技だと思う。2021/12/27
taakhero
1
県立図書館にて改訂版を貸出。 赤字の事業所得で給与所得と損益通算し、所得税額をゼロにするというスキームの説明が色々な言い方で書かれているが、言いたいことはこのことだけ。 とりあえず、給与所得で高級バイク買ってウーバーイーツ的なのやってみたらいんじゃないかしら。頑張ればまあまあの収入稼げてきっと国税も事業所得として認めてくれるはずだし。2021/08/17
