内容説明
パリで生まれた、素敵でせつなくてあたたかい女の子の物語。“わたしのためのパリガイド”待望の新装版。
目次
パリの２月の朝
パリの入口
パリになんか興味なし
パリの中国人街
パリで日本
パリが止まっている日
パリで映画
パリの桜
パリの庭
パリで絵を描く
パリはカフェ
パリの夕涼み
パリ一日観光
パリからちょっと
パリからついでに
パリでデート
パリでピクニック
パリの音楽
パリの犬
パリのマロニエ
パリでサッカー
パリを自転車で
パリでアート
パリでもプール
パリの男の子女の子
パリでお風呂
パリを食べる
パリの思い出
パリの冬支度
パリはクリスマス
パリの友達
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ほほほ
28
パリに住む東京の女の子、＜彼女＞の日常とパリのあれこれをガイドブック風に織り交ぜたストーリー。イラストはやまだないとさん。＜彼女＞は“なんとなく”な人で、やりたいことがあるからパリに来たわけでもなく、語学学校での語学の進歩もパッとしない。1人でいることについて時々ぼんやり考えたりもするけど、彼女なりのパリをひょうひょうと楽しんでいる。そして、甘〜いココアの美味しい寒い冬、クリスマスに向けたラストのハッピーな展開。“なんとなく”の力は案外強力だということが証明されて、こちらまで幸せな気分を味わえました。2014/09/12
9116
1
◎2006/06/01
