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内容説明
死を「医者まかせ」にしてはいけません。大切な人を看とるとき、自分の最期を予感したとき、「愛に満ちた死」を迎えるために、できることはあるのです。ふつうの人々の様々な死を通して人間らしい死とは何かを探った感動ノンフィクション。
目次
なぜ人は「死」の話を避けたがるのか?
人が病院で死ぬということ―ごくありふれた死の現場から
どのように死んでいくか、その選択肢を考える
「遠ざけられた死」の功罪について
さまざまな死の肖像―人生の終末から
私たちにとって「善い死」とはどんなものか?
死に馴染むことのススメ
死について話しても死ぬことはない
より豊かな死を迎えるためにできること
死にゆく人の前での礼儀作法
子どもは「死ぬこと」について知りたがっている
死の瀬戸際に抱く「希望」の功罪について
どの時点で死なせてあげればよいのか?
「死なせてあげる」ことの罪悪感について
医療への正当な期待と医療の限界
「死」を知ることは生きる喜びを知ることだった
著者等紹介
モリス,ヴァージニア[モリス,ヴァージニア][Morris,Virginia]
健康と医療問題を専門とするジャーナリスト。前著『How to Care for Aging Parents』で、すでに高い評価を得ている。現在は、夫と二人の子どもとともにニューヨークで暮らしている
高橋啓[タカハシケイ]
翻訳家。1953年生まれ。早稲田大学文学部卒
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。