目次
1 精神障害者の受難(入院患者の死亡率;精神病院でのデング熱実験)
2 空襲・戦闘のなかの市民(空襲時精神病―植松七九郎・塩入円祐の資料から;塩入円祐・岩佐金次郎による空襲生活調査 ほか)
3 戦争のなかの精神医学研究(戦場心理の研究―早尾乕雄による日中全面戦争従軍の記録;『精神神経学雑誌』における研究主題の変遷)
4 戦争の周辺で(大阪府立中宮病院と禁野火薬庫爆発;大阪脳神経病院事件)
付録(『大東亜雑記』抄;占領下五月祭の原子爆弾症展)
著者等紹介
岡田靖雄[オカダヤスオ]
1931年生まれ。1956年、医師免許取得。東京都立松沢病院などをへて、現在、青柿舎(精神科医療史資料室)主人(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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