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内容説明
この会社にいま、何が起きているのか。お笑い界の巨艦のすべてに答える。
目次
第1章 吉本興業よ、どこへ行く―松本人志が嘆く。大崎会長、岡本社長は間違っていたのか
第2章 トップインタビュー吉野伊佐男元社長に聞く―吉本興業の「経営術」と「コンプライアンス」
第3章 仁鶴、やすきよ、三枝、さんま―ブームを作った功労者たちの熱い思いを知る
第4章 創業者吉本せいの“お笑い”の思想―お客も芸人も「笑う門には福来たる」のはずだった
第5章 「カネの成る木」を生む発想力―聖地NGK(なんばグランド花月)から始まった全国制覇の手段
第6章 吉本はどんな基準で芸人を獲り、育てるのか―所属芸人6000人、次々送り出される新時代のヒーローたち
第7章 エンタメ界の不沈空母の未来図を読み解く―「覇道」の証明は成るのか
著者等紹介
大下英治[オオシタエイジ]
1944年6月7日、広島県に生まれる。1968年3月、広島大学文学部仏文科卒業。1970年、週刊文春の記者となる。記者時代「小説電通」(徳間文庫)を発表し、作家としてデビュー。1983年、週刊文春を離れ、作家として政財官界から芸能、犯罪、社会問題まで幅広いジャンルで創作活動をつづけている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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ma-bo
3
第1章で、闇営業問題について触れられているが、基本的には吉本・所属芸人の歴史や戦略について書かれた本。帯だけ見ると今回の騒動中心に書かれていると思うよね。2019/10/10
だまし売りNo
2
吉本興業は1912年創業の芸能プロダクション。大阪ローカルのプロダクションであったが、全国を制覇した。トップの交代や人気タレントの変遷にも動じず、番組の企画制作、配信も実施する。しかし、宮迫博之らの闇営業事件で、潜んでいた幾つかの矛盾が一挙に吹き出した感がある(大下英治『吉本興業の真実』青志社、2019年)。 2020/04/02
Anna
0
吉本の裏側というよりは、人を売る仕事の戦略、そして芸人たちのブレイクに向かう道筋を記録したようなもの。 率直に、興味深くて面白かった。 なるほどと思うことも多かった。 やっぱり今の世の中にお笑いは必要。これからのお笑いのあり方をどうしていくかが大切。 2020/05/31
はのはん
0
仁鶴、文枝、さんまについて深く知る おもしろかった2020/01/27