住友銀行暗黒史

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住友銀行暗黒史

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  • サイズ B6判/ページ数 307p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784865810899
  • NDC分類 338.61
  • Cコード C0095

出版社内容情報

6000億円が闇に消えた住銀・イトマン事件。原点には住銀のブラックな経営体質があった!戦後最大の企業犯罪の真相と闇を抉る!戦後最大の企業犯罪の真相と闇!

戦後最大の経済事件、住友銀行・イトマン事件(90?91年)。全ての原点は住友銀行(本店・大阪)の収益至上主義経営にあった。“住銀の天皇”といわれた磯田一郎会長。住銀から中堅商社イトマン(本社・大阪)に送り込まれた河村良彦。イトマン=住銀から金を無謀な融資で引きだした闇の地上げ屋・伊藤寿永光。イトマンに巨額の絵画を売りつけた闇の実業家・許永中。4人を軸に、巨額の金が闇に消え、怪文書、裏切り、密約と暗闘が繰り広げられる。

また、この事件は住銀・イトマンに喰らいついた伊藤寿永光(=山口組)vs.その防戦にあたるフィクサー・佐藤茂(=稲川会)という東西ヤクザの代理戦争でもあった。明らかになる磯田のスキャンダル、河村の横領、関係者の謎の自殺、そしてイトマン消滅。わずか1年半あまりの間に6,000億円もの金が闇に消えてしまった、バブル経済の破綻を象徴する複雑怪奇な事件である。

稀有な経済犯罪の全貌から住友銀行の黒歴史を抉る!

序 章・東西ヤクザの代理戦争
第1章・住銀・磯田のブラック王国
第2章・イトマンの暴走
第3章・バブルの闇・絵画疑惑
第4章・内部告発状という紙爆弾
第5章・磯田辞任・伊藤解任の暗闘
第6章・隠された犯罪
第7章・住銀の暗部隠蔽作戦
終 章・男たちのその後の運命

有森隆[アリモリタカシ]
経済ジャーナリスト。早稲田大学文学部卒。30年間全国紙で経済記者を務めた。
経済・産業界での豊富な人脈を生かし、経済事件などをテーマに精力的な取材・執筆活動を続けている。
著書には『日銀エリートの「挫折と転落」??木村剛「天、我に味方せず」』(講談社)、『非情な社長が「儲ける」会社をつくる』『海外大型M&A 大失敗の内幕』『社長解任 権力抗争の内幕』『社長引責 破綻からV字回復の内幕』(以上、さくら舎)、『リーダーズ・イン・ジャパン』(実業之日本社)、『実録アングラマネー』(講談社+α新書)、『創業家物語』(講談社+α文庫)、『異端社長の流儀』(だいわ文庫)などがある。

内容説明

戦後最大の企業犯罪の真相と闇!6000億円以上が闇に消えた住銀・イトマン事件。原点には住銀のブラックな経営体質があった!金と権力に取り憑かれた男たちの死闘!

目次

序章 東西ヤクザの代理戦争
第1章 住銀・磯田のブラック王国
第2章 イトマンの暴走
第3章 バブルの闇・絵画疑惑
第4章 内部告発状という紙爆弾
第5章 磯田辞任、伊藤解任の暗闘
第6章 隠された犯罪
第7章 住銀の暗部隠蔽作戦
終章 男たちのその後の運命

著者等紹介

有森隆[アリモリタカシ]
経済ジャーナリスト。早稲田大学文学部卒。30年間全国紙で経済記者を務めた。経済・産業界での豊富な人脈を生かし、経済事件などをテーマに精力的な取材・執筆活動を続けている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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KAZOO

128
もとは1990年代の頃に書かれていたのを最近國重さんが書いた「住友銀行秘史」に触発されて最後の章を追加して出版された本です。結構売れていると思うのですが、大きな本屋さんでは三井住友銀行に遠慮したのか棚の奥の目立たないところに置いてあります。内容はやはりイトマン事件のことが中心でもう少し暴露的な感じでした。結構マスコミも住友銀行というか磯田元頭取を傷つけないように暗躍していたところが書かれています。朝日新聞や山崎豊子女史などです。まだそれでも磯田さんを名バンカーという人がいるのですね。2017/05/13

はるわか

33
バブル末期の1990年初頭、大阪の中堅商社イトマンを舞台に住友銀行がメインとなって行った融資のうち、少なくとも6000億円もの巨額資金の行方はいまもって謎につつまれている。”人事の磯田(住銀会長)”とは、つまるところ「表カード」と「裏カード」を巧妙に操るという意味だった。「裏カード」の操作を誤ったことが問題の核心ではない。「表カード」「裏カード」を使うという経営手法そのものが間違いだった。しかも、「裏カード」を使って得られた利益があまりにも巨額なものであったことが、経営判断を決定的に狂わせてしまった。2017/04/10

サトシ@朝練ファイト

28
元は1991年に書かれてたんだ。住友銀行秘史は未読なので そちらも読みたい。2017/05/04

誰かのプリン

15
ワンマン社長が亡くなった会社のごたごたにつけこみ、その会社を買収し私利私欲を貪る。最後は倒産させる悪どいやり方。犠牲になった会社はイトマンだけではなかったのですね。2019/08/10

ブラックジャケット

14
池井戸潤「アキラとあきら」を読むと、三友銀行の融資云々の話が出て来る。そこで改めて旧住友銀行の本を読んでみよう、と本書を探し当てた。事実は小説より奇なりで、バブル時代の不動産投資、絵画投資を読んで慄然とした。イトマンは住銀の「たん壺」と呼ばれたそうだが、裏社会に通じるとは絶句するばかり。商社であることが金融機関の出来ない真似をしたようだ。しかし住銀の罪が軽くなるわけではない。I天皇と評されたワンマンぶりが、銀行の枠を踏み越えたようだ。人事をちらつかせて、汚れ仕事に専念させる阿漕ぶりは、バンカーではない。 2022/10/12

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