出版社内容情報
右傾化を憂う「知日家」社会学者が見た日本。
戦後まもなく来日し、「知日家」社会学者として邦訳された著書も多い著者が、戦後七十年を経た今の日本をどう見るか。依然としてどこよりも暮らしやすい国、しかし中国、韓国ほかの近隣諸国と軋轢を増す現在の政治、政策には違和感しか感じない国、日本。一外国人だからこそ言える、これからの日本人への痛烈なメッセージ。
内容説明
依然としてどこよりも暮らしやすい国、しかし近隣諸国と軋轢を増す現在の政治、政策には違和感しか感じない国、日本。戦後まもなく来日、70年間の日本の変化をくまなく見てきた社会学者ドーア氏が、「親日家」から「嫌日家」へ!?
目次
第1部 親日家が歓迎される時代―一九五〇年代
第2部 占領「終焉」から安保闘争まで―1952‐60
第3部 安保からオイル・ショックまで―1960‐73
第4部 オイル・ショックからプラザ合意まで―1973‐85
第5部 プラザ合意から橋本内閣の誕生まで―1985‐97
第6部 新自由主義の浸透からアベノミクスまで―1997‐2013
著者等紹介
ドーア,ロナルド[ドーア,ロナルド] [Dore,Ronald]
1925年、イギリスのボーンマス生。ロンドン大学名誉教授。社会学者。ロンドン大学東洋アフリカ研究学院卒業。戦時中に日本語を学び、1950年、江戸期の教育の研究のため東京大学に留学。その後、ロンドン大学、ブリティッシュ・コロンビア大学、サセックス大学開発問題研究所、ハーバード大学、MITなどで教鞭を取りつつ、主として日本の社会経済構造の研究、および日本の経済発展史から見た途上国の開発問題を研究(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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