獄中で聴いたイエスタデイ

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  • サイズ B6判/ページ数 223p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784865370409
  • NDC分類 916
  • Cコード C0095

目次

カツアゲ、売血…生きるためには何でもするしかなかった
地元のヤクザが急襲!胸を槍で刺され、瀕死の重体に
密室トリックを使った火災保険金詐欺の手口とは
留置場からの脱走
シャバに出たら世の中がビートルズ一色だった!
まさか組が解散しているなんて
私とポールの人生を支えた“妻の存在”
日本刀でメッタ刺しに。寝込みを襲ってきた相手は
私がストリッパーの派遣業で大儲けしていた時、ポールは…
私がフィリピン・マニラで、商売仲間を射殺した理由〔ほか〕

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

リュウジ

10
★2 友人のライヴに行った時このエピソードを聞き、調べるうちにこの本に行きついた。1980年、コンサートのため来日したポールマッカートニーが大麻不法所持で逮捕され、収監された留置所で床を叩いてリズムをとりながらアカペラでイエスタデイを歌った。それを聴いた人殺しの893が更生を誓い実現する、、という余りにも出来過ぎの話を、その893が自分の生きざまを交え書いた本。まぁ、本質は自慢話だ。しかしそんな自慢できる話を偶然にも持つことができたこの人の人生は確かに素晴らしい。というか、引き寄せた彼の人生の運の強さよ。2020/02/15

mawaji

4
ビートルズ関連図書としてアマゾンで購入。著者の来歴についてはそれほどではないけれど、獄中の様子などあまり知ることのできないところの描写は少し興味を持ちながら読みました。さすがにボコボコ殴られながらの取り調べは昭和の遺物になるのでしょう。指を詰めたあとはちゃんと病院で処置してもらうんですね。ちょっと参考になりました。ポールがライブでよくオス!って挨拶するのも獄中で覚えたのか気になっていたのですが、そのへんの記述はなかったようです。銀座山野楽器に並んでWingsのチケットを手に入れたことを思い出しながら読了。2023/12/11

いわき

3
かつてポールの自伝で、日本の留置場で曲を披露した、というような話を読んだ時、「うわあ、すごいこともあるものだな。居合わせて聴いた人はきっと一生忘れられない思い出になっただろうな」と思ったが、本当に居合わせ、聴いて、人生を揺さぶられた人のエピソードを読むとつくづくその体験の凄まじさがわかる。しかしポール、本来異国の地(しかも留置場)でもっと萎縮してもいいだろうに、居合わせた当事者の目から語られる姿は非常に気さくで、その人柄が良くわかる。間違いなくここでしか語られ得ない貴重な実体験は、ポールファン必見だと思う2015/09/23

マーク

2
15 偶々ポールが獄中でイエスタディを歌った時、近くにいたチンピラの人殺しが、無理矢理こじつけた物語。ポールの人生と並列に描くとは!とほほ。ポールが獄中で歌った、という事実のみが読みどころ。70ページでやめた。 2021/01/20

せるていーぶ

1
ポールマッカートニーの大ファンなので必読かなと読んでみた。が、正直かなり嫌な気持ちになってしまった。ポールの歴史は周知のことだから、あなたに教えてもらわなくても、という気になりつつ読み進めた。まずポールと自分の極道人生を並べるなどとかなりおこがましい振る舞いに思える。私の読みたかったのは、ポールが獄中でどんな様子だったかというくだりだけなので、この作者の極道自慢は読みたくなかった。特に、被害者への謝罪、贖罪の言葉があまりに少ないのには驚く。やはりヤクザは何十年服役しても変わらないのだと悲しくなった。2016/02/05

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